知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

願掛け地蔵尊が壊される 首を切断、錫杖も被害/川崎

2013年8月14日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

文字サイズ:

頭部がなくなり、錫杖も曲げられた地蔵尊=川崎区藤崎

頭部がなくなり、錫杖も曲げられた地蔵尊=川崎区藤崎

 13日午前6時半ごろ、川崎市川崎区藤崎3丁目の藤崎町内会館の敷地内で、同町内会顧問の岩瀬憲一さん(76)から、「『願掛け地蔵尊』の頭部がなくなっている」と川崎署に通報があった。同署員が駆け付けたところ、地蔵尊の頭部が首の部分で切断されていたほか、錫杖(しゃくじょう)も曲げられていた。同署が器物損壊事件として調べている。

 同署によると、地蔵尊は高さ約70センチで、会館の入り口脇に置かれている。12日午後4時ごろ、町内会員らが翌日の月例祭の準備をしていた際は、異常はなかったという。

 岩瀬さんによると、地蔵尊は江戸時代中期に起きた「天明の大飢饉(ききん)」の際、死者の弔いや豊作などを願って建立されたという。その後戦争などで損傷が激しくなり、1980年に現在のものに再建された。近くの住民らが日々参拝に訪れるなど、地域で親しまれている。

 岩瀬さんは、「いたずらにしては度が過ぎる。残念だ。良心があれば早く戻してほしい」と話した。

神奈川新聞の関連記事


神奈川新聞Mobile「カナモバ」

神奈川新聞購読のお申し込み

  1週間無料お試し    よくある質問

企画特集【PR】

  • 神奈川新聞社のツイッターなど カナロコチャンネル(YouTube)
  • わんにゃん寄席
  • 神奈川新聞の本のご購入とご紹介
  • 高校野球記念日新聞のご案内
  • 記念日を歴史の1コマに― 記念日新聞のご案内
  • フォトサービス
  • 「おはようパズル特別版」へ応募
  • 神奈川新聞への情報提供と取材依頼
  • 「自由の声:への投稿
  • 会社概要
  • 採用情報
  • 広告のご案内
  • 社会がわかる、ジブンになる。シンブン、よんどく! 日本新聞協会