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河野談話前夜・谷野答弁と福島弁護士とその時代

2007/05/23 11:19

 


 ちょっと思うところがあり、慰安婦問題に関する過去記事のスクラップを読んでいて、目に付いた記事がいくつかありました。平成5年8月の河野官房長官談話に関係していると思われるものです。いずれも、知っている人はとっくに知っていることなのでしょうが、興味深く感じたのでそれを改めて紹介したいと思います。まずは、同年3月24日付の毎日新聞と同25日付の朝日新聞の記事からです。

 ・毎日 「従軍慰安婦 『強制連行』広く定義」「政府が新見解 精神的圧迫も含める」
 ・朝日 『強制』幅広く認定従軍慰安婦調査で政府方針」「精神的苦痛含めて判断」

 この二つの記事は、3月23日の参院予算委員会での谷野作太郎内閣外政審議室長の答弁と、政府関係者のオフレコのコメントをもとにしたものです。谷野氏は河野談話作成にもかかわった、外務省中国課長などを歴任したチャイナスクールの重鎮です。後に中国大使も努めており、福田康夫元官房長官の小学校時代の同級生としても知られていますね。で、その谷野氏の「強制連行」の定義についての答弁は、朝日によると次のようなものでした。

 「物理的に強制を加えることのみならず、脅かし、あるいは畏怖させて、本人の自由な意思に反してある種の行為をさせること

 これについて朝日は、《「強制性」について、たんに物理的な強制があったかどうかだけでなく元慰安婦の「精神的苦痛、心理的なものも含めて」(政府首脳)判断することを決めた》と書いています。現在は、政府首脳のクレジットで記事を書く習慣はほぼなくなりましたが、以前は政府首脳とは官房長官のことを意味しました。つまり、これは河野氏のことでしょう。

 一方、毎日の記事も《強制連行の定義が焦点となっていたが、今回の政府判断は「本人の意思」に反していたかを基準とし、脅かしや精神的圧迫による連行も含めたことになる》と同様の趣旨のことを書いています。こうしてみると、当時の宮沢内閣、少なくとも河野氏と谷野氏の間では、政府調査で慰安婦強制連行の証拠が出てこなくても、何とか「強制性」自体は認めようという話し合いがついていたことがうかがえます。

 やはり河野談話作成にかかわった石原信雄元官房副長官は、産経新聞の取材に対し、韓国側が「とにかく強制を認めてほしい」という趣旨のことを要請してきていたことを証言しています。そうしたこともあって、宮沢内閣が河野談話に向けて、路線を敷いていたというか、布石を打っていたというか、そういう当時の空気が分かる記事だと思いました。でもねぇ、こうまで「強制性」の定義を広げてしまうと、私たち会社員が出勤したくない内心を抑えて職場に向かうのも強制になりかねません。将来に禍根を残した愚かな判断だったと思います。

 さて、次は社民党の福島瑞穂党首がまだ議員になる前、やはり慰安婦問題で、少なくとも二度にわたって朝日に登場していましたので、その記事についても報告します。平成4年1月11日に、加藤紘一官房長官が慰安婦に対する軍の関与を認めたことに対する福島氏のコメントが、1月12日付の朝日にこう載っていました。

 朝鮮人元従軍慰安婦らの戦後補償裁判の代理人で弁護士の福島瑞穂さん 今までがひどすぎたとはいえ、政府が軍の関与を認めたことは大きな前進だ。元慰安婦の方々は、日本政府のこれまでの無責任な対応への怒りこそが提訴に踏み切ったきっかけだった、と言っている。今後裁判の中で国の責任を明らかにしていくつもりだが、日本という国家がこのような犯罪を犯したことの意味を、日本人一人ひとりとして問い続けていきたい。

 また、河野談話発表の直前、5年7月29日付の朝日には、ソウル発で「韓国での政府調査オブザーバー参加 福島瑞穂弁護士に聞く」「『体験聞いて』元慰安婦真剣に」という記事が顔写真付きで掲載されていました。河野氏は何ら物的証拠がなかったにもかかわらず、「強制性」を認めた根拠として、韓国での元慰安婦の聞き取り調査結果を挙げていますが、その調査に福島氏が加わっていたというだけで、調査の信憑性が疑われるというものです。

 記事の中で福島氏は「政府が真剣に話を聞いていただけに、報告書にどう反映されるか厳しく問われる。(中略)慰安婦制度そのものの強制性を、政府は認識したと思う」「政府だからこそできる資料発掘をもっと本気で進め、慰安婦政策をだれがどう決めたのか、全容解明につなげてほしい」などともっともらしく語っていましたが…。

 さらに、平成4年5月1日付の朝日は、この問題で北朝鮮側に立った大きな特集記事を掲載しています。5本も見出しがついているほか、年表まで添えられいます。でも、それによって逆に、慰安婦問題をクローズアップし、社会問題化してきた主体が朝鮮総連であり、日本から戦後補償を獲得することが目的だったことが分かる記事にもなっています。

 見出しを拾うと、「慰安婦・強制連行『戦後補償を』」「『北』側からも高まる声」「朝鮮総連系団体が調査や集会」「『植民地支配』を問う」「在日の『南北』が連携も」とありました。なんだかこれを読むだけで、笑ってしまいそうになりました。露骨というか、分かりやすいというか。この記事のリードは、「この問題への朝鮮総連の本格的な取り組みは、進行中の日朝交渉にも微妙な影響を与えそうだ」と締めくくっています。いやあ、総連は大いに喜んだでしょうね。

 今回、河野談話前後のスクラップをひっくり返して改めて印象を受けたのは、当時の言語空間のいびつさです。慰安婦問題の実態についてはあまり知られておらず、当時は弊紙も「従軍慰安婦」と「従軍」のついた誤った用語を何度も使っていましたし、元慰安婦の証言は一切疑問をはさまれることなく、検証もなしにそのまま真実として通していました。また、朝日だけでなく、毎日や東京も女子挺身隊の名で慰安婦を強制連行だなんてでたらめを自明の事実であるかのように書いています。テレビの放送内容はスクラップにありませんが、輪をかけたいいかげんなものだったでしょうね。

 決して宮沢内閣や河野氏をかばうつもりはありませんが、ネット空間をはじめとし、さまざまな言論が存在する現在とは全く違う当時の空気をみると、河野談話が生まれた理由が分かるような気もしました。繰り返しますが、だからといって許すつもりはありませんが。ともあれ、情報の流通と事実との関係、メディアの役割と実際できることは何なのか…と、過去記事を眺めながら、うまく書けませんが何か再び壁に突き当たったような気分になったのでした。

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コメント(79)

コメント(79)

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2007/05/23 11:42

Commented by sakuratou さん

なるほど、チャイナスクールの重鎮谷野作太郎氏まで絡んでいたとは知りませんでした。中共の諜報活動の一端を垣間見たような気がします。氏は確か今は某大手電機メーカーの役員で、媚中財界人の代表格ですね。

「メディアの役割と実際できること、壁に突き当たった」とのお話ですが、私はマスコミに大きな期待はしていません(産経さんごめんなさい)。阿比留さんには「孤高の記者」として独自の視点で情報発信して頂けることを期待しています。今の日本に最も必要なのは国家の諜報(情報)機関ではないでょうか。

 
 

2007/05/23 12:21

Commented by harimaya さん

>「従軍」のついた誤った用語を・・
産経でさえ時代錯誤をしてしまうこの問題の要点は
平成のモラルで考えてしまう事が違っているのです。
売春は有史以来の女性の初めての職業なのだそうで
男と女の出来事は公の機関が口挟む事ではありません。

戦争は男だけの世界で命の緊張が高まれば女を求める、
それは当たり前の本能ではないか、日本軍の慰安婦は
いけなくて連合軍の慰安婦は正しい行為なのでしょうか。

河野洋平氏の能天気もさることながら中韓の思う壺に
はまっていく政治家や、ことさら大きくして報道する
マスコミにも責任の一端があるのではないか。報道に
従事する人達に言いたいのは先に「国」を考えてほしい。
http://d.hatena.ne.jp/harimaya/

 
 

2007/05/23 12:50

Commented by 夏空 さん

軍の関与があったのか確たる資料も無く、韓国側の「とにかく強制を認めてほしい」という趣旨のことを要請してきていた事。
そして、日本人の感覚で「一応謝っておくか」程度の判断で、国際的な談話を発表した、当時の政府と河野氏は、余りに迂闊であった。

外交の世界で、謝罪するということは、全面的に非を認める事と、理解しているはずなのに、チャイナスクールを初めとする、色々な勢力が日本を不利な立場に追いやったことが、残念でならない。

 
 

2007/05/23 13:04

Commented by nobuwo さん

初めまして、nobuwoと申します。
この問題に関して「広義の強制」とか「本人の自由な意思に反してある種の行為をさせること」という言葉を聞く度に不思議な心持ちがします。
我が国には嘗て「お女郎さん」がいて、農村の景気が悪くなれば「娘売ります」ということが行われていた時代がありました。どんな時代だって、苦界に身を投じた女性達の多くは「本人の自由な意思に反してある種の行為」をしていたと思います。
こういった事実を無視して、当時我が国の一部であった、戦時中の朝鮮人だけに「広義の強制」を認めよという人達は、実は日本人を蔑視しているのではなかろうか、と思えて仕方がありません。

 
 

2007/05/23 15:21

Commented by 阿比留瑠比 さん

sakuratou様
 >私はマスコミに大きな期待はしていません…そうですね。私自身、マスコミの中に身を置きながら、この業界の将来には大きな展望は見出せないでいるので、そういわれても仕方がないのかもしれません。それでも、弊紙も含め、なんとか必要とされる報道機関であろうと努力はしているのですが、なかなかそう簡単には…。国家の情報機関はあってしかるべきだと思いますが、これも時間がかかりそうですね。

 
 

2007/05/23 15:24

Commented by 阿比留瑠比 さん

harimaya様
 最近は少しだけ変わってきましたが、日本では長い間、「国のため」「国益」という言葉はいけないこと、悪い概念として不当に扱われてきたと思っています。その異常さと不自然さに気付く人も少ないままに。いま、ようやくその迷妄から人々が解き放たれようとしていますが、まだまだですね。

 
 

2007/05/23 15:26

Commented by 阿比留瑠比 さん

夏空様
 外交とは、相手に合わせること、相手の言い分に耳を傾けることだと信じている人たちが、政治の世界にも霞が関にもけっこういるように思います。外国に甘い顔をしたり、従属したりすることがまるで立派で良心的なことであるかのように思い込んで…。

 
 

2007/05/23 15:35

Commented by 阿比留瑠比 さん

nobuwo様
 はじめまして。>実は日本人を蔑視しているのではなかろうか。この視点は大事だと思います。蔑視まではしていなくても、軽視していることは間違いないだろうと思います。ずっと以前のどなたかへのコメントでも書いたことですが、私がかつてアジア女性基金理事長の村山富市元首相にインタビューした際、外国の元慰安婦への償い事業の大切さを主張する村山氏に対し、「じゃあ慰安婦の過半を占めた日本人慰安婦のことはどう考えているのか」と聞くと、村山氏は「うっ…」と詰まって答えられませんでした。意識になかったのだと思います。このときは、なぜかインタビューに付き添っていた同基金の和田春樹氏が「この質問はなかったということで」と勝手に仕切ったのですが。

 
 

2007/05/23 15:48

Commented by take8 さん

「言語空間のいびつさです」
今でも十分いびつです
中川氏の「核保有の議論」も封殺しようとする某マスコミ
柳沢氏の「女性は子供を産む機械」の「機械」部分のみを取り上げ強調し内閣の責任まで問う姿勢
マスコミが世論を如何様にも主導できる事をまざまざと見せてもらいました

特にメディアがイズムを持って報道する場合国民全部が影響されます
プロパガンダ、洗脳と言っても良いのでは?
強制したと言う物的証拠はありません
あるのは「強制された」と言う証言のみです
また、その証言もコロコロ変わり信憑性がない
それなのに「直接の強制はなくとも広義の強制性があった」と拡大解釈
その拡大解釈を基にいつの間にか「従軍慰安婦」という存在があった事になる馬鹿ばかしさ

慰安婦は現在で言う売春婦であり、当時は合法
また、当時は親による子供の売買、即ち「売春宿」行きになる子供は多かった
日本でも貧しい東北地方、九州地方は特に
いや、日本中どこでもいたはずです

当時の経済事情、世相も考えず現代の考え、常識で計る事は愚かな事です
江戸時代の侍が刀を持ってるいるから危険人物だと言うようなものです
わずか数年前の常識さえも今現在の常識とは合いません
数年前までの常識が通じません
政治家が核の議論をすべきと言っただけで罷免された時代もあったのです
同和、日教組、在日の問題も誰も指摘しなかった時代があったのです
知らなかった訳ではありません
言えなかったのです
言えば首が飛ぶと判って誰が言うでしょう
徐々にではありますがマスコミでタブーとされたものが表に出ています

産経新聞、阿比留瑠比さんはにタブーを恐れず時代の闇を切るような論説を希望します
今の朝日を代表とするいびつな論調を打破していただきたい

 
 

2007/05/23 16:22

Commented by 阿比留瑠比 さん

take8様
 ええ、そうですね。今でも十分、いびつと言えます。15年ほど前に比べ、ほんの少しはマシになりましたが。当時は今より保守系言論の影響力はずっと弱かったように思いますし、例えば産経が紙面で何かを訴えても、ネットが普及していなかったので、伝播力が弱かったように思います。日教組も朝鮮総連も批判はタブーでしたし。もちろん、多少はよくなった程度の話で、ご指摘のように現在もマスコミ界で幅をきかせているのはサヨク・リベラル系の言論ですね。

 
 

2007/05/23 18:54

Commented by staro さん

>産経が紙面で何かを訴えても

産経を「右翼マスコミ」と表現するバカがたくさんいます
サンケイは真ん中より少しだけ右程度と思いますけどね(ごめんね産経さん
普通のことをあまり過激に表現しないようにしているって感じでしょう
日本の大新聞で「右」ってないでしょう
安倍政権だって真ん中よりやや左
ご本人は不本意でしょうが、彼もそんなに右ではないと思います

 
 

2007/05/23 19:11

Commented by - さん

ご無沙汰しましたが、山教組に関する記事にはリンクさせていただきました。
> ネット空間をはじめとし、さまざまな言論が存在する現在とは全く違う当時の空気・・・
> 情報の流通と事実との関係、メディアの役割と実際できることは何なのか・・・

山教組問題から敷衍して山梨県の色々を見てきましたが、二十歳頃までの間に教育過程と紙の情報とで刷り込まれたものを、その後も常に自ら見直してみようという意識がない限り、インターネット空間があろうとも、何も変わらないと感じています。

そういう風土を是認する気持ちはありませんが、それを指摘するような情報発信をしようという気持ちも最近は薄れました。
情報を自ら取りに行かずに、昔刷り込まれた情報だけで生活している地方議員と呼ばれる人々にレッドカード。

せめてここのようなホームページ、ブログの熱心な読者の皆さんが、身の回りの方々がインターネットに触れる事を助ける、そして自分で情報を取りに行く習慣づけをお手伝いする、それを願いたいと思っています。

 
 

2007/05/23 19:54

Commented by 丸山光三 さん

To 阿比留瑠比さん
>>私はマスコミに大きな期待はしていません…そうですね。私自身、マスコミの中に身を置きながら、この業界の将来には大きな展望は見出せないでいるので、そういわれても仕方がないのかもしれません。それでも、弊紙も含め、なんとか必要とされる報道機関であろうと努力はしているのですが、なかなかそう簡単には…。

参院選出馬をいよいよご決心なさる秋が来たようですね、うふふ。総理への現実的援護になると思われ、結構だと思いますが。

 
 

2007/05/23 19:57

Commented by dustmybroom さん

阿比留さま
 こんばんわ。当時私はまだ学生でしたが、この時ほど、政治の現状に怒りを通り越した諦め感を感じたこと時期はないですね。自民党の下野・細川連立から、あの亡国の自社さ政権誕生、そして社会人となった年に経験した、ご家族も含め職場の先輩の多くが亡くなり家を失ったあの大震災と総理としての資質をあまりにも欠落した村山富市への怒り(貝原知事への怒りとともに)・・・。思い出しただけではらわたが煮えくりかえりそうなのですが、実は、自分が親から受け継いできた歴史観や国家観との違和感は、もう少し前の時期から、テレビや新聞(教科書問題あたりから)、教壇に立つ教員などから感じてきていましたし、自分にふりかかってくるあらゆる情報に不信を抱き、自分の信念に照らして意に沿わない考え方には若輩者ながら徹底して反発していたのを覚えています。まぁ職員室では相当評判の悪い生徒として知られていたようですが。
 また、そういえば、この頃からの投票率の低下も深刻化したような気がしますし、政治不信のとどめをさし失われた10年の元凶となったものこそ自社さ政権と勝手に思い込んでいる一人です。

 ところで、本日久々の休みが取れ、鳥濱トメさんの映画を観てきました。ただただ涙が頬をつたい、「申し訳ありません。皆さんのおかげで私たちの平穏があります」との英霊への感謝の気持ちとともに、GWに訪れた江田島の旧海軍兵学校で数々の直筆の遺書を目にしたときに覚えたものと同じ自戒の念にとらわれました。彼ら彼女たちは今どのような気持ちで我が国の政治を見つめているのでしょうか・・・・・。

 
 

2007/05/23 20:44

Commented by koku さん

>情報の流通と事実との関係、メディアの役割と実際できることは

国民に対してウソをつかないということでしょう。ありのままを流して、妄想をつけ加えないとも言えます。

例えば、筑紫氏が降板したNews23ですが、最近は地球環境問題を取り上げていました。まるで孤立した十字軍みたいな感じで、この人は本当にバカだなと思いました。昨日ですが、NHKは温暖化が進んだら東京、名古屋、大阪などは海に沈むというシミュレーション画像を出してました。またマスコミがヒステリーを起しているなと憂鬱になります。2100年のことを今からどうだこうだと言うのは早すぎます。
地球環境のためと称してやっているペットボトルの分別収集も、3割弱が再利用されているだけです。じゃあ7割はどうなってるんだってことですよね。というかこの分別収集のために使用される石油などの資源は分別されるペットボトルの量より膨大だそうです。ペットボトルの分別収集をすることは、温暖化をさらに促進することでもあるんです。収集しないほうがよいらしいです。それなのに、我々一般人は、温暖化防止のためにやっていると信じています。
慰安婦に限らず、マスコミって無責任にすぎるのではないかと常々思います。

青山繁晴氏が、情熱をこめて訴えておられるので、URLを貼らせてください。
ペルー人質事件についてです。マスコミ報道と様相の違う実態について

http://diablo.web.infoseek.co.jp/movie2/ao1.wmv
http://diablo.web.infoseek.co.jp/movie2/ao2.wmv

 
 

2007/05/23 21:41

Commented by s-tatsu さん

自分は最近、福島瑞穂氏が「淀の方」に見えてきました。
いや、貫禄からすると土井たか子氏こそ淀殿で、福島氏は側女中でしょうかw
そうすると、「秀頼公」は憲法9条でしょうか(笑
本題とあまり関係なくてスイマセン

 
 

2007/05/23 21:43

Commented by izayd さん

阿比留様、こんばんは。

遅ればせながら一周おめでとうございます。

さて、慰安婦問題につきましては安倍首相が河野談話を継承すると発言した時点でこの戦でのこの政権の戦略が絞られてしまった感があります。
断言することと曖昧にすることの使い分け-マスコミが自身の発言をどう受け取るか、どう報道するかまで含めて-があまり上手ではない人ではというのが私の現首相の印象です。
-ここ数ヶ月間の実績には感嘆いたしております。

 
 

2007/05/23 21:54

Commented by 阿比留瑠比 さん

staro様
 ええ、弊紙は至って穏健派だと思いますよ、残念ながら(笑)。この穏健な中道派が右翼に見えるのは、よほど立ち位置が左の人だろうなあと思います。「右」とは何かといわれると、よく分からなくなりますが。

 
 

2007/05/23 21:59

Commented by 阿比留瑠比 さん

yyreview様
 こんばんは。>自ら見直してみようという意識がない限り、インターネット空間があろうとも、何も変わらないと感じています。…そういう部分は否定できませんが、山梨評論さんに影響を受けた人は多いのではないかと思います。確かに、ネットで情報を発信したからといって、それですぐ目に見えて世の中が変わるようなことはあまりないとも思いますが。現在、情報は得ようとすればかなりの部分、自分で見つけられるのですが…。

 
 

2007/05/23 22:04

Commented by 阿比留瑠比 さん

マルコおいちゃん
 まったくそんな気も、そんな話もありませんってば。何か適当に好き勝手書いている方が性にあっていますし、金もありません。

 
 

2007/05/23 22:09

Commented by char さん

こんにちは。
かつて山本七平さんが、「日本を支配しているのは”空気”だ」とおっしゃられましたが、この河野談話にしろ安倍首相の今回の「謝罪」と受け取られる発言にしても、その場の空気を読んで論戦を避けたといふ点において、冷静に判断すれば、けっきょくは同じ穴のムジナなんでせう。
しかし安倍首相は戦後のこの”空気”をかへやうとしてをられる。誰もがこじ開けることができなかった隘路に挑んでゐる、このことを我々は目の当たりにしてゐるんやと思ひます。

 
 

2007/05/23 23:01

Commented by bigbadjohn さん

>>情報の流通と事実との関係、メディアの役割と実際できることは何なのか…<<

ごくごく微小な視点で恐縮ですが、日本のメディアは、第一次資料を読者に提供せず、記者/新聞社の見方を押しつけている面が強いように思います。アメリカで生活していたころ、ウォール・ストリート・ジャーナルを愛読していました。それで気がついたのですが、ウォ紙の記事では、主な内容は、誰それがこう言った、こう言う人もいると、できるだけ肉声を伝えようとし、そして、誰それは電話を返して来なかった、などと書いていたように思います。日本のメディアは、取材結果をすべて記者が飲み込んで、こういう問題もある、こういうことになりそうだ、と書いているように思います。

読者のクオリティがその程度ということなのかもしれませんが、そろそろ取材結果をそのまた伝えて、読者に考えさせるというような報道スタイルが出てきてもいいように思うし、iza! の記者ブログで、記者の肉声や取材のデータをそのまま紹介するという新基軸が出てきたことを歓迎するものです。

 
 

2007/05/23 23:12

Commented by 阿比留瑠比 さん

dustmybroom様
 こんぱんは。私は自社さ政権が誕生したときは社会部にいましたが、社会党議員を首班に指名する自民党をみて、吐き気がし、それからしばらくは一切の政治情報を遠ざけよう、新聞の政治記事も読むまいと決めていました。私もあのとき、これで政治不信、政党不信、あるいは政治的無関心は決定付けられたなと勝手に考えたものです。その後、政治部に移り、自社さ政権発足に動いた議員たちが、政権に返り咲いた手柄話としてそのときのことを語るのを聞き、またいやになったのを覚えています。

 
 

2007/05/23 23:27

Commented by 阿比留瑠比 さん

眠れぬシーサー様
 >総じて、当時からだんだんと現在の様な、正しい慰安婦認識が広まっていったのだなあと思いました。 …意味は全く違うのかもしれませんが、私もそう思います。

 
 

2007/05/23 23:32

Commented by 阿比留瑠比 さん

koku様
 >慰安婦に限らず、マスコミって無責任にすぎるのではないかと常々思います。…反論できません。その通りだと思います。ではお前はどうするつもりかと言われても、本当のところ、どうしたらいいのか、簡単に事態を改善する手段も方法も思い浮かびません。読者、視聴者からそういう点について、絶えず批判が寄せられれば、あるいはすこしは…。偏向や妄想については、自分でそれに気付いていないと直しようもありません。うーん。

 
 

2007/05/23 23:34

Commented by staro さん

>自社さ政権発足

横レス失礼します

あの時の亀井静香の顔は今でも忘れられません
本当に下品な奴です
笑い方、しゃべり方、そしてなにより国会議員としての自覚
我田引水の権化のような奴
亀井静香の政策は共産党そのもの
なぜ奴が自民党にいるのか?
それが奴の実態であり、奴の人間性だと思っていました
奴の地元での演説を聞いたことがあります
標題の福島みずほとなんら変わりない政策です
武村、加藤らの面々は思い出したくもない奴らです

 
 

2007/05/23 23:34

Commented by 阿比留瑠比 さん

s-tatsu様
 憲法については、私は9条よりも前文がとても嫌いなのです。読むと恥ずかしくなるので、一刻も早く改正してほしいと思います。

 
 

2007/05/23 23:37

Commented by 阿比留瑠比 さん

izayd様
 >断言することと曖昧にすることの使い分け-マスコミが自身の発言をどう受け取るか、どう報道するかまで含めて-があまり上手ではない人ではというのが私の現首相の印象です。
ふーむ、なるほど。根が真っ直ぐで正直な人だからかもしれません。分かりませんが。

 
 

2007/05/24 01:18

Commented by haneda-no1 さん

阿比留様 こんばんは。

情報ありがとうございました。 読んでいて、あきれてしまいました。

>朝日は、《「強制性」について、たんに物理的な強制があったかどうかだけでなく元慰安婦の「精神的苦痛、心理的なものも含めて」(政府首脳)判断することを決めた》と書いています。
→とんでもない拡大解釈ですね。これだと、例えば朝日の記事を見て精神的、心理的苦痛を受けたと主張すれば、朝日に強制性がある事になるのですかねえ・・・・。

また、自称慰安婦の裁判代理人に福島氏がなっており、聞き取り調査にも加わっていた事は、初めて知りました。この調査では「相手の話を聞くだけで、日本政府からの質問、反証ができなかった」と言われていますが、福島氏の参加が原因の一つでは? と思えるのですが。

朝日、親中派(親特ア派)、福島氏は、日本に取りついている亡霊のような、日本発の戦後問題の根源ですね。
安倍さんに、早く政治体制を変えて貰わなければいけませんね。 参議院選挙がポイントですね。

 
 

2007/05/24 06:48

Commented by staro さん

>福島みずほ

慰安婦の裁判所への自身の履歴が大きくねじ曲がりだしたのも
こいつの弁護士としての参加以降です
こいつは証人喚問をすべきです
当然、証言をテープとして所持している朝日新聞の植村も呼び出すべきです
偽証させて投獄すべく国会議員は良識を働かせろといいたい
また政治家は自身の身上について明らかにする義務があります
帰化人との噂が絶えない福島みずほは、その事実関係を説明する
必要があります
福島みずほを証人喚問

 
 

2007/05/24 06:53

Commented by staro さん

改めて、

慰安婦とは売春婦のことであり、一部の方以外は商売として旧日本軍相手に
同行していた営利集団であり、人間狩りなどで脅されて連行された方々では
ないことは今も昔も明白である

売春婦問題は吉田清治の捏造本を信じて採用した朝日新聞と利内の利益を
誘導しようとした朝日新聞植村の捏造報道が顛末である
これ以外には何ら存在しない話である

 
 

2007/05/24 07:06

Commented by basara10 さん

 この問題については、私は文化の違いも大きいのではないかと思います。西洋では売春婦の息子とか、おまえの母ちゃん売春婦というような罵詈雑言があるように聞きます。私たちが、嘗ての娼婦に抱く印象は、決してそのようなものではなかったと思うのです。
 明治時代に元勲と呼ばれた人たちには、芸者や娼妓を妻にした人がいました。確か、山本権兵衛海軍大将の妻は品川の娼妓だったと思います。(江藤淳の小説が根拠なので不確かです)私の父の曾祖母は地方の遊女屋の娘でした。私の父は、子供の頃、里帰りの曾祖母に手を引かれ、大門をくぐった記憶があるそうです。私の父は別に女郎屋と血縁であることを恥じてはいませんでした。
 女郎になった女性は不幸な身の上だったと思いますが、運命を受け入れると、その境遇のなかで、笑ったり泣いたりの、普通の生活をしていたと思います。  「龍」という漫画があります。その中に、女優の女主人公が演技のために女郎屋に住み込む話があります。その話にでてくる女郎の卵である子供たちは明るく、将来、女郎になることに何の疑いも抱いていません。
 今の人権意識からすれば、許されざる文化かも知れませんが、そのような文化があったことを、戦後民主主義全盛の今、すかっり忘れているような気がします。
 慰安婦の問題は謝ればよいのです。軍隊とは関係なく、そういう売春文化があったことを、その当時の全女性に誤まればよいのです。韓国人や中国人だけでなく、日本人にも謝ればよいのです。そして、当時はそういう売春文化があったので、政府や軍が強制政策を取る必要がなかったと言えば良いのです。
 近代まで奴隷制度のあった西洋と同じように、日本にも人権侵害の文化があった。と認めればよいと思います。奴隷貿易で富を得た金融機関が、現在も世界の金融市場で主なプレーヤーであることも事実です。日本の人権侵害が突出しており、賠償していないなどと言われる謂われはありません。

 
 

2007/05/24 07:30

Commented by 阿比留瑠比 さん

char様
 昨夜、ある政治評論家の人と話していて、安倍氏について面白い表現を聞きました。その人は「安倍首相が両足に思いダンベルのようなものをくくりつけられつつも、よろよろしているのではなく、足を引きずりながら前に進んでいることがわかった」と。なるほどなあ、と感じました。

 
 

2007/05/24 07:34

Commented by 阿比留瑠比 さん

bigbadjohn様
 >日本のメディアは、取材結果をすべて記者が飲み込んで、こういう問題もある、こういうことになりそうだ、と書いているように…。このご指摘は本当だと思います。われわれはまさに、そういう風に先輩たちに記事の書き方を教わり、実践してきた部分があります。日本の新聞のスペースは限られているので、そうしないと書ききれないということもあります。ただ、私もこのブログでの経験と、みなさんとのやりとりを通じ、現在では加工されない一次情報が求められていることが分かりました。あるいは新聞とネットは、そういう形での補完関係がとれないかな、とも夢想しているのですが…。

 
 

2007/05/24 08:18

Commented by 阿比留瑠比 さん

staro様
 武村氏は、北朝鮮との関係の深さを米国政府から指摘されるということもありましたね。ちょっと前までの日本の北や中共からの工作への無防備さは絶望的でした。

 
 

2007/05/24 08:20

Commented by 阿比留瑠比 さん

眠れぬシーサー様
 性奴隷であったなどとは全く考えていません。それは多くの慰安婦の方々にも失礼な物言いだとも思います。

 
 

2007/05/24 08:23

Commented by 阿比留瑠比 さん

haneda-no1様
 日本国内の反日派はあなどれない勢力を誇っていますが、その中心となって活動している工作員(キーマン)は意外と限られていると感じています。しかし、サヨクの人たちはふだんはセクト争いのようなことをしていても、歴史問題だとか反日闘争では団結しますから始末に悪いですね…。

 
 

2007/05/24 08:41

Commented by 阿比留瑠比 さん

staro様
 吉田某については、朝日だけでなく、東京新聞や毎日新聞も事実であるかのごとく取り上げてきていますね。反省してもらいたいところです。

 
 

2007/05/24 08:46

Commented by 阿比留瑠比 さん

basara10様
 ご指摘の点については、私も常々感じておりました。日本の場合、一部の武家階級などを除けば、遊郭づとめは西欧でのように人格攻撃を受けるような話ではなかったという文化の違いがありますね。キリスト教文化圏と異なり、性にたいしてある意味、おおらかだったというか。本当の奴隷性を持っていた国々が、日本のように奴隷性がそもそもなかった国に対して「性奴隷」うんぬん言うことにも違和感を覚えますが、彼らはそもそも何もわかっていないので、一から教えていくのにも時間がかかりそうです。

 
 

2007/05/24 09:35

Commented by - さん

報道機関としての役割はまだまだあるはずで、ネットのような完全自由で、しかも責任のない情報を鵜呑みにする危険はいまだはらんでいて、それは今後もかわらないでしょう。
責任ある情報を本来通り提供するならば、新聞だって生き残っていけるはずなんです、本来通りと強調しちゃいますけど(笑)。

ネットの情報が今度は世論に移行しつつあるのは事実だと思いますが、それだってどの情報を取捨選択するかの個人の価値観であり、誰かに強要されたり、誘導されるべきものではないでしょう。

もしネットが世論となった暁には、A新聞と同じ事をネット内でやるでしょうし、こちら側(読者・視聴者)が勉強せん事には防ぎようのない情報過多からの脱却を強いられるのみです。

いわゆる従軍慰安婦問題だってTVの影響は大きかったですよ。
最初は教科書の流れ(自虐史観)と同じ事を言われてるわけですから、信じちゃいますよ。
拉致もそうだったけど、北朝鮮という国を良く知らない時は、何で食糧支援を拉致と天秤にかけるのかわかりかねていましたから。

当時の国の駆け引きが悪かったとは今も思いません。しかし政治は結果責任を問われるはずです。
私は河野洋平という人物がもともと嫌いでした(慰安婦の問題を知らない頃から)が、談話を発表した事が問題というより、談話が結果的に国益を損ねたという点で引導を渡したいですね。
売国奴かどうかは私はわかりませんし、簡単にそういった事を思うこともしません。

が、”河野談話”が今世界中で誤解を受けてる”事実”は否定できないと思うのです。
河野さんが「間違いと訂正し引っ込めれば」、少なくとも国内問題は片付きます。当然議員も引退してもらいますけど。
その後に世界にきちんと説明しないと、誰も信じてもらえないですよ。
子供のが嘘ついて、引っ込みがつかないから意地張ってて、その子供の親は必死に「いい子なんです! 本当はいい子なんですよ!」って世界中に恥じ晒してるわけですよね? 今。

安倍さんが哀れなのはここです。子供の悪戯の言い訳を世界中にしなきゃならん理由はなんでしょうか?。むしろ政治の場として英断する事を望みます。
「談話撤回&新談話」
それ以外に世界に受け入れられる事は難しいと思います。

 
 

2007/05/24 09:47

Commented by tokua-drunker さん

おはようございます。エントリーとは直接関係の無い話題なのですが、
中共工作やネット世論の話が出ているようなので、是非コレをご覧ください。
コメント欄の画像は爆笑なので・・・。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/978073.html

 
 

2007/05/24 09:50

Commented by staro さん

横レス失礼します

>談話が結果的に国益を損ねたという点で引導を渡したいですね。

そうなんです、この部分ですね
当時の政治判断は政治家としての特権でもあるので、国民としては
そこまで覚悟してなら(本人は自分の責任で言ったと言っている)
任せましょうかという理屈になりますよね
しかし解決するどころかますます悪化して米国議会で非難決議をされようと
する事態になっているのです
これは結果責任をとってもらわないと大混乱させておいて「知りません」
では済まないと思うのです
野党はこの責任を追及されば選挙にも有利になるのにやりませんね
なぜか?
国益よりもイデオロギーが優先して、中、韓、朝に媚びることしか
考えていないからですね
国会議員として許されざる行為です

 
 

2007/05/24 10:01

Commented by yxevan さん

阿比留さんはじめまして。
私は昨年の秋まで、何の疑いもなくフツーに朝日新聞をとって読んでいました。
中身の記事がどうこうよりも、週末にかけて広告が多いのと、
日曜日の求人欄が頼もしいのが主たる理由でした。
ところが、安倍政権になり、情勢にいろいろな変化が起こり始めた頃、
ネットで政治ネタに注目するようになり、だんだんこの国の今の真実を知り始め、
(特に人権擁護法案についてです)
「朝日ってなんかおかしくねーか?」「そー言えば・・・」と、
過去のも読み返してみると、記事もそうですが何より社説がどーにも政権批判と特亜擁護ネタばかり。
何も知らなかった私も私ですが、おそらく今の日本では私のような人間が大多数だと思います。今気づけてよかったと本当に思いました。
そんな経緯で今は産經新聞に変わりました。そしてこちらのブログも知りました。
まさか記者の方が書くこんな大胆なブログが存在していたとは・・と、うれしく読ませていただいてます。これからも我々の感じている歯がゆい部分をどんどん吐き出していってください。長々とすみませんでした。
お忙しいでしょうが、体に気をつけてがんばってください。。
心から応援しています。

 
 

2007/05/24 10:01

Commented by staro さん

朝鮮の挺身隊
国民徴用令は1939年7月に施行されたが、朝鮮においてはずっと後になる。

用語
日中戦争の頃、挺身隊という語は男女問わず「自ら身を投げ出して進めること」 として1940年から使用されていた。未婚女性の勤労動員である挺身隊は、「処女供出」とも呼ばれた(朝鮮語の「処女」とは未婚女性とか若い女性とかいう意味)。


徴用拒否とうわさ
 朝鮮では一般に徴用を逃れようとし、未婚女性は戸外労働を忌避する伝統があり、家から離して隠したり早く結婚させようとしていた。韓国で挺身隊=慰安婦という認識を広めた尹貞玉(1925年生)も'43年度中に退学している。 また元慰安婦の証言からは「女子挺身隊」は詐欺の名目に使われた例がある。 (一方内地では、上述のように12歳の就職はよくあることであった)


1944年6月の内務省の文書には、「朝鮮では動員についての認識が浅く徴用として嫌がり、結局未婚女子の徴用が必要であり、中にはこれらを慰安婦であるかのような荒唐無稽のうわさがある」といった記述がある。

1944年8月、国民徴用令が朝鮮にも女子を除いて施行される。
 
同8月に内地では女子挺身勤労令が出されたが、朝鮮総督府は朝鮮女子は除外すると言明した。 当時、徴用忌避に気をつかっていて、また朝鮮女性の労働力登記は極小であった。 そのため、志願による方式をとらざるを得ず、官斡旋の挺身隊募集によって行われ、それは学校教師による生徒への勧誘が多かったらしく、進学も兼用という話も多かったらしい。(その進学(夜学)が実現しなかったのは、嘘なのか戦況の悪化なのかは不明。他に軍隊式のひどい扱いを受けたという不満を語る者もいる。)

 
 

2007/05/24 10:12

Commented by - さん

阿比留様

>本人の自由な意思に反してある種の行為をさせること

「自由な意思」など存在しなかった時代に、現代の価値基準を持ってくる詭弁、これを許したら、特に司法は崩壊するのではないでしょうか。
(それを弁護士である福島みずほが手を貸すというのだから笑止千万)
それこそ事後法である東京裁判と同種の不条理さを感じえません。
さらに、証拠が自称元慰安婦の聞き取りだけとなると、日本を貶めることが目的としか取れません。

ちなみに、既にご存知かも知れませんが、クライン孝子氏が阿比留さんのファンだそうで、ラブコールを送ってらっしゃいます♪

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=119209&log=20070522

 
 

2007/05/24 10:28

Commented by 阿比留瑠比 さん

じゅぁき様
 これは弊紙だけの問題ではなく、新聞の紙面は狭いので、何か一つの事象を説明しようとしても、相当部分、要素を省略し、ものごとを単純化しないと掲載できません。また、日々新しいことが起きるので、次の問題を追いかけているうちに、説明不足で終わった以前の問題は忘れ去られます。さらに、例外的に新聞が連載などで克明に事実関係や背景を説明しても、読者が継続的に毎日読んでくれるとは限りません。われわれは情報を伝えることを生業にしているわけですが、その難しさに日々直面しています。それはネットでもそうです(こちらの能力的・時間的限界もあります)。

 
 

2007/05/24 10:44

Commented by 阿比留瑠比 さん

ni0615様
 こんにちは。とりあえず、平成9年3月12日の参院予算委での答弁に次のようにものがあります。
○政府委員(平林博君) 慰安婦と女子挺身隊とは全く異なるものでございます。女子挺身隊の方は日本の制度として存在しましたが、慰安婦というものは政府ないし軍の制度として存在したということでは、法令に基づく制度ということでございますが、ないのではないかと理解しております。
 韓国の教科書に今外務省から紹介しましたような記述がございまして、そういう記述にあったような例があるいは当時あったかもしれませんが、今申し上げましたように、女子挺身隊と慰安婦が混同され、これが一般化された形で読む人に受け取られるということがないようにというふうに考えたいと思います。
 挺身隊については、確か韓国政府の調査報告書でも、慰安婦とは別であると出ていたと思いますが、手元にいま資料がないのではっきり示せません。staro様も関連コメントを書き込んでくれていますが、これも参考になります。いずれまた説明したいと思いますが、慰安婦と挺身隊とに何の関係もないことは自明たど確信をもっていえます。これはサヨクマスコミでも、現在は認めていることだと思います。

 
 

2007/05/24 10:54

Commented by 阿比留瑠比 さん

tokua-drunker様
 拝見しました(笑)。民主くんについては、同僚記者にも大うけで永田町で話題になっています。民主くんが党首になったら、手ごわいかもしれません。

 
 

2007/05/24 10:57

Commented by 阿比留瑠比 さん

yxevan様
 朝日から産経に変えてくれたそうで、それはおめでとうございます、じゃなくてありがとうございます。でも、弊紙は確かに折り込み広告は少ないところが多いので…。ブログへの応援もありがとうございます。

 
 

2007/05/24 10:58

Commented by 阿比留瑠比 さん

staro様
 挺身隊の説明、ありがとうございます。

 
 

2007/05/24 11:06

Commented by 阿比留瑠比 さん

カオス様
 クライン孝子氏の件、ご紹介ありがとうございます。福島氏たちは、要するに日本という国をこの世からなくしたいのかな…と思っています。

 
 

2007/05/24 11:16

Commented by staro さん

>民主くん

腹抱えて笑いました(猛爆
ブーメランで赤い首が転がるのもうけましたが、
毛沢東が背後に聳え立ち、手前に小沢や管直人、鳩山がいるのも
現在の民主党を象徴していますね
横路あたりを出したらもっといいでしょう
自民党毛沢東民主党で攻めれば勝てますな(爆

 
 

2007/05/24 11:33

Commented by staro さん

慰安婦の証言を検証したブログを紹介しましょう

http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/2/

 
 

2007/05/24 11:40

Commented by 阿比留瑠比 さん

ni0615様
 いろいろと調べるのには時間がかかりますので、とりあえず一報まで。韓国政府が1992年7月に発表した「日帝下の軍隊慰安婦実態調査中間報告書」には、韓国で慰安婦を「挺身隊」と称してきたことについて「女子勤労挺身隊」と慰安婦は区別すべきとし、同年1月に韓国マスコミが「12歳の小学生女子児童まで挺身隊(慰安婦)に」とセンセーショナルに報じたことに関連し、「小学生の勤労挺身隊は慰安婦とは無関係」と指摘しています(ただし、この報告書も嘘と分かっている吉田清治氏の著作を証拠として引用するなど、どこまで信用できるものか分かりませんが)。>当時の朝鮮人慰安婦にとっては、「売春をする慰安婦」ではなく「挺身隊のような兵隊さんを助けるもの」と聞かされて、遠い外地に身をゆだねたとしたら、…この部分については、いずれまた改めて書かせてもらおうと思いますが、ちょっと違う気がします。

 
 

2007/05/24 11:51

Commented by staro さん

それは大半の人が借金の返済や自己の生活の為に
売春婦になったからである

いくらすり替えようとしてもこれが事実であり、それ以外はないのだ
朝日新聞でさえこの程度の事は認識している

いかれた奴

 
 

2007/05/24 11:52

Commented by 阿比留瑠比 さん

ni0615様
 たとえば、よく知られている事例ですが、平成3年3月に日本政府を相手に償いを求めて裁判を起こした原告の金学順という人は、記者会見では「女子挺身隊という名の慰安婦狩りにあった」と証言したわけですが、裁判の訴状には親にキーセンに売られ、のちに慰安婦となったとはっきり書かれているわけで…。

 
 

2007/05/24 12:01

Commented by - さん

いつもエントリーの更新を楽しみにしております。
さて「民主君」なかなか評判が良いようですね。最近のお笑いさんの間では
「空気の読めない奴」を(KY)と呼ぶそうです。いっその事、民主君も
「KY君」に改名したら、参院選は浮動票が流れそうですね。

さて、お騒がせな隣国の皆さんが、またしても理解に苦しむ行動をしてます。
*軍部隊移転反対デモにおけるパフォーマンス(韓国語ニュース)
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=448&articleid=20070523165007912e5&newssetid=1270

 
 

2007/05/24 14:27

Commented by - さん

西岡力さんが河野談話に関わった役人に聞いた所、「強制があり、官憲がこれに関与したこともあった」という表現は、インドネシアにおけるオランダ人女性の強制連行を念頭においていたようですね。 それなら通常の戦争犯罪であり、朝鮮人慰安婦とは何の関係もありません。 

また西岡氏が役人に「謝罪とは、慰安婦になることを強制したことを謝ったのか、それとも慰安婦にならざるを得なかった当時の貧しさを謝ったのか」と尋ねると、その答は「それはこれから調べます」というものだったそうです。 もう、呆れるやら悲しいやら。

>さまざまな言論が存在する現在とは全く違う当時の空気をみると、河野談話が生まれた理由が分かるような気もしました。
そうですね。 私の感想では、その空気が劇的に変わったのは、金正日が日本人拉致を認めてからでしょうか? あれで社民党や雑誌『世界』などは完全に信頼を失って、凋落の道を歩み始めましたからね。

 
 

2007/05/24 15:37

Commented by black さん

To staroさん
>日本の大新聞で「右」ってないでしょう

私も同感です。
今国内には中庸と極左の2つしかないと思いますよ。

天皇陛下による独裁政権を!ってくらいの主張で
やっと右と言えるんじゃないでしょうか。

 
 

2007/05/24 16:03

Commented by 阿比留瑠比 さん

憂国無罪様
 民主くんは、民主党の救世主にはならないでしょうか?…冗談はさておき、豚の写真はむごたらしくて嫌な気持ちになりました。なぜ?とも思いますし、文化の違いを感じます。

 
 

2007/05/24 16:07

Commented by 阿比留瑠比 さん

62790287様
 確かに、金正日が拉致事件を認め、拉致被害者家族の気持ちがようやく国民の心に届いたときから、日本社会は大きく変わった部分があると思います。一方的に加害者としての自己に「安住」していたところに、自分達もまた被害者にもなりうるし、現に今も現在進行形で被害を受けているのだと気付かされて。国際社会が日本を除いてみんないい人、いい国であるかのような迷妄から目が覚めた人もけっこういたのではないでしょうか。私はあの日、会社で仕事をしながら、横田夫妻の会見を見ていて、くやしくて悲しくて涙が止まりませんでした。

 
 

2007/05/24 16:32

Commented by nihonhanihon さん

阿比留さん

特定国のマスコミ工作を危惧する声は昔からありましたが、なかなか、おおっぴろげに言えなかったですよね。だんだんと、向こう側にぼろが出てきて今、面白い状況になってきているのですが、今後はもう一歩踏み込んで、「工作のカラクリ」「工作の構造」を暴露して欲しいと思います。

さて、先日の郵政民営化に関するお話はどうなりましたでしょうか。
西川さんを選んだのは安倍さんではないと思う理由を↓に貼っておきます。
http://www.soumu.go.jp/menu_01/kaiken/back_01/d-news/2005/1111-2.html
私は「霞ヶ関や永田町でささやかれる噂」は首相に対するネガティブキャンペーンではないかとも少しだけ疑っています(西川さんの向き不向きは別として)。

 
 

2007/05/24 16:36

Commented by nihonhanihon さん

一言忘れていました。
http://www.soumu.go.jp/menu_01/kaiken/back_01/d-news/2005/1111-2.html
を読む限り少なくとも「安倍内閣発足後に生田氏を更迭」という言い回しにはつながらないと思うのですが。
「生田氏が退任したのをいいことに郵政族が・・」と産経新聞さんが書くのなら別にこういう質問はしなかったと思います。
阿比留さんお手を煩わせてごめんなさい。

 
 

2007/05/24 16:50

Commented by staro さん

>横田夫妻の会見を見ていて、くやしくて悲しくて涙が止まりませんでした。

横田さんのお父様は私の故郷に勤務されたことがありました
お嬢さんは私と非常に年が近く、もしかしたら同じ学校に通っていたかも
知れないのです
私もご夫妻の会見を見て、涙が止まりませんでした
私にも娘がおり、横田ご夫妻の痛みは何よりわかるつもりです

「拉致被害者救出へ憲法改正を」という記事を読みました
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/53301/
大いに支持したいと思います

 
 

2007/05/24 16:51

Commented by hitoshi0607 さん

To 阿比留瑠比さん
従軍慰安婦は断じて性奴隷ではありません。そんなことを言うのはそういう世界を体験していないからです。ソープランドと称する売春はおおっぴらにやられています。彼女らは高給を稼ぐために働いていますが、性奴隷なんていわれたら怒りまっせ。中にはセックスが好きで、趣味と実益を兼ねている者が多くいます。その当時の慰安婦なんて現在のソープ嬢みたいな物です。
女なんか買ったことのない頭でっかちのインテリが想像して可哀想だ、性奴隷だとほざくのです。女を買ったなどと自慢できることではないですが、体験に照らして申し上げます。

 
 

2007/05/24 17:30

Commented by - さん

staro さん へ

>これは結果責任をとってもらわないと大混乱させておいて「知りません」
では済まないと思うのです
たまたまレスを読んでいたら、引用されていたので(笑)。

私は政治の素人であり、かつ、知らない内部情報が多いと思っています。
しかし、与えられた情報から考えるに、引用された部分が自分の結論になりました。

後はどうでもいいです^^;;。
従軍慰安婦は存在しなかったという心の問題と思うからです。
前にも阿比留瑠比様とコメントのやりとりした時に、靖国・従軍慰安婦は外交ではなく国内問題という認識に個人的になりました。

所詮戦争時に於いてまともな解釈なんか成り立つわけがありません。
ましてや日本は敗戦国という十字架をしょってなお今日に至っておりますから。

よって、たった一点だけ河野洋平議員に言いたい事は
「結果責任(談話の撤回)をしてから辞職してください」
これだけです。

 
 

2007/05/24 17:41

Commented by - さん

阿比留瑠比様へ

>われわれは情報を伝えることを生業にしているわけですが、その難しさに日々直面しています。
え~と、紙面の狭さや、伝えきれない事を言ってるつもりはありません。
捏造や、会社の意見は必要ないと言ってるだけです。
正確に事実のみでと・・・。

まわりくどかったでしょうか?・・・。
もっと直接に言うと不快に感じるといけないので言葉を選んだのですが。

直接的に言えば、
1.情報の出所の確かさの証明
2.その情報の確かさの証明
3.時系列の関連事項
これ以外は基本的に必要のないものです。かざりに過ぎません。

ただこれでは味気ない紙面ですから、社説で独自色を出せばいいかなと。
情報は情報、意見は意見とはっきりしてないから問題がおこるのではと思ってます。

と書くと価値観の違うかたから突っ込まれそうなので^^;;。

 
 

2007/05/24 17:55

Commented by - さん

To 阿比留瑠比さん
> 私はあの日、会社で仕事をしながら、横田夫妻の会見を見ていて、くやしくて悲しくて涙が止まりませんでした。
同じ気持ちです。 
私は商社マンとして、北朝鮮に3か月ほど駐在したこともありますが、家族から引き離され、人生の一番美しい時期を、あの牢獄のような陰鬱な国で、閉じ込められ監視されて何十年もすごさねばならないなんて、ぞっとしました。 
同時にそんな状況を放置していた日本政府、拉致を誤魔化しなかったことにしようとしていた左翼や売国政治家、売国マスコミその他に、怒りを覚えました。 そいつらはまだ生き残っています。 拉致被害者を取り戻し、それら売国連中をたたき出すことなくして、日本はまともな国になれません。

といいつつ朝日の吉田証言は、当事者の証言だから本当だろうと、私も当時は信じ込んでしまったんですよね。 大新聞といえど平気で嘘を報道することがある、ということをあのことから学びました。

 
 

2007/05/24 18:25

Commented by 阿比留瑠比 さん

nihonhanihon様
 私は私のルートで取材しようと思いますが、優先してやらなければいけないことが多く、まだ手をつけていません。すいません。

 
 

2007/05/24 18:40

Commented by nihonhanihon さん

こちらこそ申し訳ありません。時間は限られていますから優先すべきものからお仕事してください。リンク先を読んでいただけただけでもありがたいことで申し訳なく思っております。

 
 

2007/05/24 19:08

Commented by 阿比留瑠比 さん

ni0615様
 慰安婦の募集にかかわっていた朝鮮の人も含む業者(秦郁彦氏の「現代史の争点」には、「朝鮮半島で『詐欺など』の手法で女性を連行したのは、元慰安婦の証言によっても、ほとんど朝鮮人ブローカーだった」とあります)が、何と言って誘ったかについては、正直なところ分かりません。軍・官憲が>「新しい大東亜の国にいって兵隊さんのお世話をする仕事だよ」「いってみればお国のために身を投げだす名誉だよ」と言って女性を集めたのならば、確かに国の名誉に関する話でしょうが…。そもそも軍・官憲が直接行ったものではない行為について、それを否定する資料があるかというと、これもよく分かりません。ただいま、私は首相官邸にいて、社に戻って資料部に行っていろいろ見てみないとまだ何とも言えませんが。

 
 

2007/05/24 19:11

Commented by 阿比留瑠比 さん

staro様
 そうでしたか…。拉致事件は最悪の人権侵害であると同時に、国家主権の侵犯ですから、この問題を軽視する人物(政治家)を信用することはできません。

 
 

2007/05/24 19:14

Commented by 阿比留瑠比 さん

hitoshi0607様
 確かに時代性という要素は考慮すべきだと思います。事実関係は事実関係として押さえた上で、それがどんな意味・性格を持つのかは、当時の社会の基準や常識、事情を知らないと、とても尊大な判断を下すことになると思います。欧米人が西洋文化以外について、ときとして傲慢不遜に一方的に見下すように。

 
 

2007/05/24 19:19

Commented by 阿比留瑠比 さん

じゅぁき様
 >1.情報の出所の確かさの証明
2.その情報の確かさの証明
3.時系列の関連事項
この一見簡単そうなことさえ、(実際、この体裁を整えるのは簡単ですが)本当に正確に伝えようと思うとなかなかうまくいきません。まして、世の中は複雑で、事実が立方体だとすると、ある一面だけ正確に伝えることは、逆に全体像を分からなくしてしまうこともあると、そんなことを考えたのでした。わけの分からないひとりよがりのことを書いて申し訳ありません。

 
 

2007/05/24 19:23

Commented by 阿比留瑠比 さん

62790287様
 >私は商社マンとして、北朝鮮に3か月ほど駐在したこともありますが、家族から引き離され、人生の一番美しい時期を、あの牢獄のような陰鬱な国で、閉じ込められ監視されて何十年もすごさねばならないなんて、ぞっとしました。…それはディープで貴重な経験をされたのですね。愉快ではなかったでしょうが。吉田某の件ですが、社によって違うと思いますが、書いた記者は嘘を承知で書いたわけではないと思います。専門記者はともかく、ふつうは事実かどうかの検証能力が不足しているか、日本の批判なら少々あやふやなことを書いてもいいだろうと思っているか、その両方か…などの事情があったのだろうと推測します。どのみちいいことではありませんが。

 
 

2007/05/24 19:24

Commented by 阿比留瑠比 さん

nihonhanihon様
 申し訳なく思っていただくことはないのですが、とにかくいろんな雑用に追われていて…。

 
 

2007/05/25 18:09

Commented by - さん

To ni0615さん

>>何と言って誘ったかについては、正直なところ分かりません。
こないだ米下院で証言した自称元慰安婦は、「業者から赤いワンピースと革靴を見せられて、こんな良いものが買えるよと甘い言葉で誘われて着いていった」そうですね。

>しかし、それをもって「わが国がしたことではない」といっていいのですか? 女衒による女性の納入先は日本人業者であり、その業者を選任したのは軍なのですから。
軍中央は、そうした悪質な業者に注意するよう、出先の部隊に通達を出して取り締まっています。 悪質業者を完全に排除できなかったことは遺憾なことですが、現在でも犯罪を100%取り締まることなど不可能でしょう? 悪質業者を野放しにせず、排除すべく努力していたのなら、「軍や政府がしたことではない」と言い切って構わないと思います。 日本軍に、全知全能の神様のような能力を要求するのは、無理があります。

>日本の朝鮮統治下での警察巡査の殆どは朝鮮人だと聞いていますが、でもそれは決して朝鮮の警察ではなく、「日本の警察」だったのです。

ほとんどではなく、6割くらいだと聞いています。 でも彼らは全てカネや地位のためだけに、日本の警察に就職して、同胞を弾圧したのでしょうか? 違うと思います。 もちろん利己的な出世主義者もいたでしょうが、日本は総督府に協力することが朝鮮人の幸福につながると約束し、朝鮮人の側も、それを信じて純粋な気持ちで協力した人々も多かったと思います。 中には日本軍に志願して、特攻隊となって日本のために死んでくれた朝鮮人だっています。 日本が敗戦によってその約束を果たせなかったことは誠に申し訳ないことですが、最初からだまそうとして嘘を宣伝したわけではありません。 (続く) 

 
 

2007/05/25 18:09

Commented by - さん

(続き)
>それに慰安婦募集は朝鮮総督府新聞に堂々と広告を載せた事業なのでしょう。
当時は合法だったのですから、何か問題でも? それに堂々と「募集」したということは、嫌がる朝鮮女性を人さらいのようにして強制的に連行したのではない、という何よりの証拠ではありませんか。 その募集に応じたということは、本人(あるいは両親)も納得の上だったのではありませんか?

>募集を計画的にすすめ、音頭をとったのは朝鮮人ブローカーではなく日本人です。
軍は「これこれの人数の慰安婦が、いついつまでにこの場所に必要だ」という指示を業者に出したでしょう。 業者に、輸送や食糧配給などの便宜も図ったでしょう。 しかし「詐欺や人さらいのような、違法な募集はするな」という注意も同時に行なっていたはずです。 違法行為を行なったのは日本軍や政府ではなく、朝鮮人および日本人の悪質な民間業者です。 

繰り返しますが、彼らの監督不行き届きで遺憾な結果が生じ、誠に申し訳ないことです。 安倍首相が「申し訳なく思う」というのもそういう意味でしょう。 しかし日本軍や政府がそのような違法行為を容認していたわけではなく、むしろ取り締まる努力をしていたのです。

>「組のモンがはねっかえったでよう、わしゃ知らんのう」ということにならないよう、お調べの結果を期待しています。
一時期、朝鮮総連がマスコミを脅すとき、「うちには刑務所に入るのを何とも思わない、血の気の多い若いのが沢山いるからな、夜道には気をつけるんだな」という捨てぜりふを吐いて行ったそうですね。 それを思い出します。 

あなたは異なる事例を混同しておられます。 ヤクザの組長は、その構成員に責任があります。 しかし日本軍は民間業者のやったことに直接の責任はありません。 軍の構成員ではなく、単なる出入りの業者なのですから。

 
 

2007/05/27 06:12

Commented by hide2002 さん

To ni0615さん

当時の朝鮮の新聞に、東亜日報が多いですが、悪徳朝鮮人女衒が、街で娘を拉致して満州に売っ払ったことが犯罪として書かれています。
騙して連れて行かれることも多く、なんと日本人の若い子もさらわれています。で、警察が捜査に乗り出すって書いてある。

日本統治下の朝鮮で、そういう取締りが行われていたわけで、日本の朝鮮統治のヘッドクオーター、朝鮮総督府は本当に朝鮮人のために尽くしていたことが良く理解できます。

以下は、そんな記事の一つです。
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東亜日報 昭和14年8月8月31日

悪徳紹介業者が跋扈
農村の婦女子を誘拐
被害女性が百名を突破
釜山の刑事が奉天に急行

【釜山】満州の(女郎地に軍が大挙出入りして)景気がたいへん良くなると言って、朝鮮内地の生活の苦しい婦女子を、都会から誘拐するいわゆる紹介業者が跋扈し、最近釜山府内でも悪徳紹介業者45名が結託し、純真な婦女子を甘言で誘惑し、満州方面に売り飛ばした数が百名を超えたという。釜山署司法係で厳重な取り調べをした結果、同事件の関係者である奉天の某紹介業者を逮捕するため、さる20日の夜に柳警部補以下刑事六人が奉天に急行したという。犯人を逮捕すれば、悪魔のような彼らの活動の経緯が完全に暴露されるだろうとしている。