'13/8/13
「駅前大橋線」で市が説明会
広島市は、広島電鉄(中区)が構想する新路線「駅前大橋線」について、21日から関係地区の住民説明会を始める。初回は猿猴川の東岸の地区が対象で、その後順次、地区別に開く。市は地元の意見を踏まえ、新線に変更するかどうか年度内に決める方針。
猿猴川東岸地区の説明会は市留学生会館(南区)で午後6時半から約1時間半、予定する。現行路線の沿線にある松原町や猿猴橋町などの住民が対象。市の担当者が、駅前大橋から高架で広島駅ビルの2階部分に入るルートを説明し、質疑応答の時間も設ける。
猿猴川の西岸エリアは、日程や回数を調整している。
JR広島駅南口広場(南区)の再整備の軸となる駅前大橋線は、有識者の検討委員会が6月、新線になった場合の乗り入れ方式は「高架が望ましい」との見解で一致している。新線になると接続する比治山線もルートが変わる。