「美しい日本」を標榜し、安倍内閣が発足しました。折しも北朝鮮は地下核実験をしたと発表し、韓国からは北東アジア初となる国連事務総長が選ばれました。日本は常任理事国入りを国連参加各国から賛同を得ることが出来ず、隣国との歴史認識の差は広がり、真の和解にはつながりにくい状況になっています。

出雲大社は五穀豊穣のシンボルであり、お互いに与え合うことによって新しい国家を生み出した「和譲」の地です。古代より深い縁で結ばれたユーラシア大陸、朝鮮半島の対岸にあるこの中海・宍道湖圏で、心ある世界の人々と縁を結び、二十一世紀の平和のモデルを作る時が来ました。

全世界で約四百万人の実践者があるマクロビオティックの権威、久司道夫先生と、世界で最も激しい紛争地帯で平和の尊さを体得され、日本文化の研究者でもあるエリ・コーヘン イスラエル大使から、それぞれメッセージをいただきます。

お二人の講演は、この中海・宍道湖圏に世界から智慧と資金が集まり、和譲によって世界平和を生み出す、歴史的な出発式です。御参席賜りますよう御案内申し上げます。


財団法人人間自然科学研究所
理事長 小松昭夫



久司 道夫 KIJ代表理事
1926年、和歌山県生まれ。東京帝国大学法学部卒業後、同大学院で国際政治学を専攻。世界連邦主義者の桜沢如一氏らの影響を受け、1949年に渡米。コロンビア大学大学院政治学部で世界平和の道を探究。人類の平和にはバランスのとれた健康食、マクロビオティック食が必要であると悟り、アヴェリーヌ偕子夫人(奥出雲町出身1923年〜2001年)と共に世界的規模でその啓発・普及活動に取り組む。1994年「世界の平和と人類の健康に非常な貢献をした」として国連より優秀賞を授与。1999年6月に日本人初の米国国立歴史博物館「スミソニアン」に殿堂入り。

2004年山梨県小淵沢市で中間法人KIJを設立、実践教育を通じマクロビオティックの指導者を育てている。

 

エリ・コーヘン 駐日イスラエル大使

1949年、エルサレム生まれ。ヘブライ大学数学物理学科,ロンドンテームズヴァリー大学卒、コンピューターマーケッティング社代表,マーレアドミム市副市長、国防省ナハル(青年パイオニア)局局長(将官)周辺地域開発担当局長‐WZO,国防大臣補佐官、ハイテク企業:Tecnosphre、EC、BME、PV、AES 各社社長、国会議員(リクード党’02-03)2004年より現職。文化・運動・青少年コミュニティーセンター会長、ヒマラヤ山脈捜索隊長兼任、イスラエル松涛館空手道協会会長(空手黒帯5段・師範)。

近著「大使が書いた日本人とユダヤ人」(中経出版)では、大使としての体験も交え、武道と神道、ユダヤ教の視点から興味深く語っている。



直良 光洋

江島 優

斑目 力曠

坂本 巌

大脇 準一郎

古賀 隆昭

中野 有
1920年出雲市生まれ。1966年に出雲市助役、1972年出雲市長に就任、引き続き四期十六年間務めた。その間、島根医科大学(現・島根大学医学部)の誘致、出雲市民会館の建設、斐伊川神戸川放水路建設の地元同意などを成し遂げた。出雲市総合卸売市場株式会社創立以来社長を務める。 大学卒業後南米へ渡航。現地商社勤務、カリフォルニア大学留学の後帰国し1975年東京エグゼクティブ・サーチ株式会社設立、現在同社会長。社団法人日本人材紹介事業協会会長。社団法人全国民営業職業紹介事業協会副会長。などを歴任。 投資コンサルティング会社エーエムアール代表、テクノイマジア会長。密教の僧侶でもあり、その思想を取り入れた「ゆらぎの球体経営」が理念。イスラエルの平和を願い、同地に梵鐘を寄贈している。映画「米百表」を制作。小泉前総理誕生の施政方針演説の際に取り上げられ注目を受けた。 元島根大学助教授、生態行動学。宍道湖・中海淡水化事業、本庄工区干拓事業に、生態学の観点から警鐘を鳴らし続けた。小松電機産業(株)と共同で、下水を微生物のコントロールにより農業等に再利用できるように変えた有益機能水開発に成功。財団法人人間自然科学研究所理事。 国際企業文化研究所所長、特定非営利活動法人・未来構想戦略フォーラム共同代表、日韓文化交流協会理事。1975年から9年間、IAUP(世界大学総長会議)の日本事務局長を務める。NPOや市民団体と連携した市民国連運動を推進し、国家間闘争問題や文化財保護運動などに提唱を続ける。 大昌株式会社代表取締役。92年、県公立高等学校PTA連合会会長、1993年文部大臣表彰、2001年松徳女学院特育後援会会長、2005年島根県倫理法人会会長。株式会社御船組監査役、小松電機産業株式会社監査役、松江商工会議所議員、財団法人人間自然科学研究所理事、社会福祉法人桑友理事。 京都市生まれ。中野アソシエイツ。中東、アフリカ5年、ヨーロッパ5年、アメリカ5年。坂本竜馬のロマンの下、全世界を仕事場とし、地球益のために汗をかく。国連工業開発機関、ブルッキングス研究所客員研究員、ジョージワシントン大学客員研究員、鳥取総研主任研究員を歴任。

神有月 和譲平和フォーラム」

日時:平成18年 11月21日(火) 午後3時〜午後6時 (開場 午後2時)
場所:出雲大社 社務所 定員:100名

奉納料:3,000円


たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

主催:財団法人 人間自然科学研究所

後援:
出雲市・大社商工会・島根県倫理法人会・NPO法人 未来構想戦略フォーラム(順不同)


お問い合わせ先:
財団法人 人間自然科学研究所
住所:島根県松江市乃木福富町735-188 松江湖南テクノパーク内
電話: 050-3161-2485  FAX:050-3161-3846

日本担当:堀江健次  韓国担当:尹(ユン)熙俊  中国担当:魏(ウェイ)亜玲



人間自然科学研究所
活動記録

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(約2.3MB)


島根日日新聞2006年1月1日
掲載記事

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(約3.5MB)
構想図


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(約180KB)

◇塾・研究会設立の目的「平和・環境・健康」事業を通じて社会に喜びの輪を広げる(目的、意義)
◇会に参加することにより、天寿が全うでき、楽しく愉快に暮らせる世の中を創造する

◇活動手法・・・・天略、政略の手法を用いる
◇推進事業は歴史の評価に耐える内容とする(目的、意義)
◇楽しく持続的な社会、地政学(地理、気候、事件が味方する)
◇歴史、人間学を活用し論理的に進める

 


1)災い転じて福となす
2)対立から共生の文化へ
3)ITコンテンツで世界へ発信


・なぜ「平和環境健康」特別区か
・特別区申請内容と狙い・特別区の活用
1)森林石碑干潟公園
2)戦争記念大ホール
3)平和教育研究施設
4)写真映像記念館
・中四国道州制


・健康の形・・・薬・食・体操・心・脳

・塾の進め方
・・・講義+パネルディスカッションあるいは対談+メディア(映像)またはシンポジウム

・活動目的
・・・競争と協力の生まれる場・天略の手法を用いる・三者がいて”3味一体”誰も美味しい・人の役割、他力+自力本願・自分にとって意義のあることをする・人間学と歴史、人をその気にさせる・技術的な発展を促す・企業は最小の費用で最大の利益

・活動テーマ
・・・山間地域の活性化
1)玄米食、発酵、地産地消
2)有益機能水・「食」の意義(水と玄米と塩と風土)・マクロビオティックの効用・地産地消の意味するもの

・塾の開催・・・年間2〜3回


・活動内容・・・食、有益機能水などの具体的な事業活動展開、利用、活用手法

・活動手法
・・・周囲から人、物、資金が集まるしくみ、地に足がついた人、地の理を生かす人、誰でも参加できる、継続することに価値がある

・会の進め方
・・・講演+パネルディスカッション、体験、実習、討論

・会の運営
・・・会の運営とサポートは財団法人人間自然科学研究所

・会の研究テーマ

1)食と健康(命を創る食の文化)・「食」の意義(水と玄米と塩と風土)・マクロビオティックの効用・日本の伝統「食」(環境の見直し)・KIJ(食の学校)

2)水、有益機能水の活用・水と出雲文明、鉄と水・川、山、汽水湖の文化(山陰の特性と歴史)・有益機能水製造プラントの仕組み・有益機能水の活用 農業(水稲、野菜、花、果樹)、漁業(魚貝類)、畜産、建設、家庭・有益機能水の有用性研究・有益機能水を活用した「藻」製造プラントと稚魚、稚貝の育成と養殖・中海、宍道湖の再生

3)山間地域の活性化事業
・雲南市吉田町の活性化・奥出雲町仁多、横田の活性化 他