憲法改正は「歴史的使命」=安倍首相、地元会合で表明
時事通信 8月12日(月)21時1分配信
安倍晋三首相は12日、山口県長門市内のホテルで開かれた自身の後援会主催の夕食会であいさつし、「憲法改正に向けて頑張っていく。これが私の歴史的な使命だ」と述べ、首相在任中の改憲実現へ決意を表明した。首相が「歴史的使命」との強い表現を用いて改憲への意欲を示したのは、昨年12月の就任後初めて。
首相は参院選での自民党大勝を受けた先月22日の記者会見で、憲法改正について「腰を落ち着け、じっくり進めていきたい」と、時間をかけて合意形成を目指す考えを強調。その後も、憲法問題では慎重な発言が目立っていた。世論や公明党の反応を意識しているためとみられるが、12日は地元での「身内」の会合とあって踏み込んだようだ。
最終更新:8月12日(月)21時38分
- 安倍晋三(あべしんぞう)
-
- 所属院 選挙区 政党:
- 衆議院 山口県4区 自民党
- プロフィール:
- 1954年9月21日生 初当選/1993年 当選回数/7回
- (写真提供:時事通信社)