投資信託協会が13日発表した7月の投信概況では主力の「株式投信」の純資金流入額(設定額から解約・償還額を引いた金額)が2393億円と6カ月連続でプラスとなった。国内の株式や不動産に投資する投信に資金が集まった。半面、海外株式に投資するタイプからの資金流出が目立ち、純流入額は前月から半減した。
株式投信の販売額にあたる設定額は2兆8333億円と前月比1%減とほぼ横ばい。一方で解約と償還の合計額は2兆5940億円と9%増えた。「株式市場、為替相場ともにもみ合う状態で利益を確定する動きが増えた」(投資信託協会の小西克広事務局長)。
市場では「6月に大型の法人向けに株価指数連動型上場投資信託(ETF)の設定があった影響を除くと7月も個人の投資意欲は旺盛だった」(大手証券)との解説も聞かれた。
公募投信全体では5月以来の流入超過となった。証券会社の口座に差し入れてある現金を運用するマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高が増えた。
株式投信
日経平均(円) | 13,867.00 | +347.57 | 13日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,451.01 | +31.33 | 13日 16:38 |
英FTSE100 | 6,611.94 | +37.60 | 13日 16:35 |
ドル/円 | 98.25 - .28 | +0.52円安 | 14日 7:44 |
ユーロ/円 | 130.24 - .28 | +0.32円安 | 14日 7:44 |
長期金利(%) | 0.735 | -0.010 | 13日 17:42 |
NY原油(ドル) | 106.83 | +0.72 | 13日 終値 |
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