家電量販店大手4社の全店売上高が7月は前年実績を下回った。エアコンなど季節商品の販売が好調で1年11カ月ぶりに4社そろってプラスになった6月から一転、7月は中旬以降の天候不順で伸び悩んだ。前年より日曜日が1日少なかったとはいえ、テレビ販売の苦戦が続くなか、季節家電頼みの状況が浮きぼりになっている。
最大手のヤマダ電機が13日公表した7月の全店売上高(単体ベース)は前年同月比6.8%減。すでに公表しているエディオンは8.2%減、ケーズホールディングスは6.3%減。ビックカメラは昨年7月の東京・新宿東口店開業に伴う伸びの反動もあり、グループ合計では9.8%減だった。
前年割れの最も大きな要因はエアコンの販売が低調だったことだ。猛暑やボーナス支給額の増加が追い風となった6月は4社そろってエアコン販売は2桁台の伸びを記録した。需要の一部を6月に先食いしていたことも響き、7月はエディオンが3.9%減、ケーズが2.6%減と苦戦した。
8月に入ってからは猛暑の日が多く、各社のエアコンの販売は再び上向いている。この状況が続けば、8月はプラスになる可能性が大きい。
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