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米アップル株が1月以来の高値、アイカーン氏発言で

2013年 08月 14日 06:21 JST
 
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[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米著名投資家のカール・アイカーン氏が米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)株を大量に保有していると明らかにしたことを受けて、13日午後の取引でアップル株のオプション取引が急増した。

オプション取引分析会社トレード・アラートによると、アップル株のオプション取引は全体で一日平均の2.2倍に膨らんだ。このうちコールは55万4000枚、プットが25万6000枚。

アイカーン氏はまた、ティム・クック最高経営責任者(CEO)と自社株買いについて協議したことも明らかにしている。

同氏の発言を受けて、アップル株価は1月以来の高値となる489.74ドルをつけた。470ドル程度の200日移動平均を20ドル近く上回っている。

TDアメリトレードの首席ストラテジスト、J.J.キナハン氏は「アイカーン氏は、アップル株価が過小評価されているという点だけでなく、現在のアップル経営陣に対してもお墨付きを与えた」と指摘した。

 
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