ＡＭＲとＵＳエアの合併阻止、米司法省が反トラストで提訴へ

　　８月13日（ブルームバーグ）：米司法省は13日、アメリカン航空親会社ＡＭＲとＵＳエアウェイズ ・グループの合併阻止を求めて提訴する意向であることが、事情に詳しい関係者１人の話で明らかになった。

ＵＳエアウェイズとの合併を通じて破産法適用下からの脱却を狙っていたアメリカンにとって、今回の提訴で経営再建の計画が宙に浮くことになる。

事情が非公開だとして匿名を条件に述べた同関係者によると、司法省はアメリカン航空とＵＳエアウェイズの合併計画は反トラスト法に違反すると主張しており、両社が合併した場合、業界内の競争が低下し、航空運賃の上昇を招くと述べている。

原題：AMR-US Airways Deal Said to Be Subject of U.S. AntitrustSuit（抜粋）

記事に関する記者への問い合わせ先：ﾜｼﾝﾄﾝ Sara Forden sforden@bloomberg.net;ﾆｭｰﾖｰｸ David McLaughlin dmclaughlin9@bloomberg.net;ﾀﾞﾗｽ Mary Schlangenstein maryc.s@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先：David E. Rovella drovella@bloomberg.net

更新日時: 2013/08/14 00:25 JST