群馬県太田市 さくら動物病院|犬の肛門ケア
太田市さくら動物病院では、犬のケアの仕方についてよく質問を受けます。特に初めて犬を飼う方は、分からないことも多いですよね。当院がオススメの、犬のための情報サイトから、色々な知識をご紹介いたします。
犬の肛門チェック
犬のお尻には「肛門腺」(こうもんせん)と呼ばれる分泌(ぶんぴつ)器官があります。 ここから出された分泌液が「肛門嚢(こうもんのう)」にたまるとかゆみや炎症の原因となりますので飼い主がきちんとケアしてあげましょう。
まずは犬のお尻を観察してみましょう。健康な犬の肛門はきれいに引き締まっており、余計な分泌物はありません。もし犬のお尻に以下に述べるような異常がある場合は、さまざまな疾患の可能性が考慮されますので、一度獣医さんに診てもらった方がよいでしょう。
◇犬のお尻の異常と病気の関係
・お尻から白いものが出ている
条虫症
・お尻が腫れている
肛門嚢炎・肛門周囲腺炎
・肛門から赤いものが出ている
脱肛
犬の肛門嚢絞り
犬の肛門周辺には肛門腺(こうもんせん)と呼ばれる分泌器官があります。健康な犬や大型犬なら分泌液が自然に分泌されて問題ありませんが、運動不足の犬や室内犬、小型犬などは分泌物が「肛門嚢」(こうもんのう)にたまりやすく、肛門嚢炎(こうもんのうえん)になりやすいので飼い主によるケアが必要です。犬がお尻を地面や床にこすりつけたり、しきりにお尻を気にするようなしぐさが見られたら肛門嚢に分泌液がたまっているサインかもしれませんので、搾り取ってあげてください。
なお、自分で肛門嚢を絞ることができないときは獣医さんにご相談下さい。
【参考:子犬のへや】
〜当院概要〜
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