太田市 さくら動物病院|犬のブラッシング・手順
太田市さくら動物病院では、犬のケアの仕方についてよく質問を受けます。特に初めて犬を飼う方は、分からないことも多いですよね。当院がオススメの、犬のための情報サイトから、色々な知識をご紹介いたします。
犬のブラッシング・具体的手順
犬の毛には長毛(long-haired)、短毛(short-haired)、ワイヤー(wire-haired)などいくつかの種類があり、それぞれの毛質に適したブラッシングがありますので簡単にご紹介します。
長毛種のブラッシング
毛が長くなるタイプの犬が長毛種(ちょうもうしゅ)で、代表的な長毛種(ロングヘアー)はマルチーズ、アフガンハウンド、シーズーなどです。抜け毛を取るときはスリッカーブラシを用います。いきなり根元にブラシを通そうとせず、先端からゆっくり何度かに分けてこそげるように毛をすいていきます。足の下を手入れするときは足を横に広げないようにしてください。これは犬の関節の構造上、横に広げることが苦手だからです。毛の途中で毛玉が見つかったら無理にブラシを通そうとせず、毛玉を手で揉(も)みほぐしてみましょう。抜け毛が取れたらピンブラシやコームで毛を整えます。
短毛種のブラッシング
毛が短いタイプの犬が短毛種(たんもうしゅ)で、代表的な短毛種(ショートヘアー)はダルメシアン、ボクサー、ボストンテリアなどです。抜け毛取りにスリッカーブラシは使用せず、そのかわりラバーブラシや獣毛(じゅうもう)ブラシを用います。スリッカーブラシを使って手入れすると、くの字に曲がったピンの先端が皮膚を傷つけてしまう恐れがあるからです。長い毛がないのでコームを使う必要はありませんが、その代わり蒸しタオルなどで体の表面を拭いてあげるとよいでしょう。
ワイヤー種のブラッシング
毛がごわごわしたタイプの犬がワイヤー種で、代表的なワイヤー種はミニチュアシュナウザー、ウェストハイランド・ホワイト・テリア(ウェスティ)、アーフェンピンシャーなどです。抜け毛取りにはスリッカーブラシを用います。換毛期で抜け毛がとりわけ多い時期はスクラッチャーを使用しても良いでしょう。注意点は長毛種と同じです。ひげや眉毛(まゆげ)の手入れには主としてコームを使用しますが、コームが目に入らないように充分注意してブラッシングしてください。
【参考:子犬のへや】
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