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太田 さくら動物病院|トイレのしつけ 1

太田市のさくら動物病院では、しつけの相談をされることがあります。特に初めて犬を飼う方は、しつけに悩みますよね。当院が見つけた、犬のしつけに役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

トイレとは、犬が自発的に、決められた場所でうんちとおしっこをすることです。 単純に家のあちこちにうんちやおしっこをされては大変ですので、 このしつけは早い段階で教える必要があります。多少時間がかかりますが、根気良くがんばりましょう。

 

おでかけ犬のトイレのしつけの必要性
散歩とトイレをワンセットにしている飼い主がたまにいますが、 これは望ましくありません。 理由は単純で、環境を汚してしまうことが挙げられます。レプトスピラウイルスは犬の尿中に存在していますので、 感染した犬が至る所におしっこを垂れ流すとそれだけ病気の蔓延(まんえん)を助長してしまいます。また電信柱が犬のおしっこで侵食(しんしょく)され、わずかな力で倒れたという話もあります(2006年・大阪府堺市)。モラルの低い飼い主が犬の糞(ふん)を道路に放置している状況は、誰しも一度は目にしたことがあると思いますが、これは生理的に不愉快(ふゆかい)ですよね。

 

 

おでかけ犬のトイレのしつけ 基本方針
所におしっこを垂れ流すとそれだけ病気の蔓延(まんえん)を助長してしまいます。また電信柱が犬のおしっこで侵食(しんしょく)され、わずかな力で倒れたという話もあります(2006年・大阪府堺市)。モラルの低い飼い主が犬の糞(ふん)を道路に放置している状況は、誰しも一度は目にしたことがあると思いますが、これは生理的に不愉快(ふゆかい)ですよね。

 

 

*犬のトイレのしつけ 〜基本方針 [#ea99c359]
犬のトイレのしつけに際して、飼い主はまず以下のことを念頭に置きます。

 

 ◇してほしい行動
  便意を催したら、犬が自発的に所定の場所に行って用を足すこと

 

 ◇してほしくない行動
  便意を催したら、犬が自分勝手な場所で用を足すこと

 

してほしい行動と快(ごほうび)、してほしくない行動と不快(おしおき)を結びつけるのがしつけの基本であり、前者を強化、 後者を弱化と呼びます。これを踏まえて犬にトイレをしつける場合を考えて見ましょう。

 

 ◇強化
  「犬が自発的に所定の場所に行って用を足した」瞬間に快(賞)を与える

 

 ◇弱化
  「犬が自分勝手な場所で用を足した」瞬間に不快(罰)を与える

 

犬のトイレのしつけに際しては弱化よりも強化の方が効果的です。これは、「便意(べんい)をもよおした⇒間違った場所で用を足した⇒大きな物音で不快感を与えた」という形で正の弱化をしてしまうと、犬は「用を足した⇒不快な大きな音がした」と学習してしまう危険性があるためです。これでは用を足すこと自体に恐怖を感じてしまい、結果として、飼い主に隠れておしっこをするようになったり、自分の便を食べてしまう食糞症になりかねません。

 

ですから犬が誤解してしまうような正の弱化ではなく、所定の場所で用を足した瞬間におやつなどの快を与えるという正の強化でトイレをしつけるのが基本方針となります。

 

 

【参考:子犬のへや】

 

 

〜当院概要〜
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