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太田 さくら動物病院|ご褒美と罰の与え方 3

太田市のさくら動物病院では、しつけの相談をされることがあります。特に初めて犬を飼う方は、しつけに悩みますよね。当院が見つけた、犬のしつけに役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

おでかけご褒美と罰 犬に接する人が一貫性をもつこと
犬にご褒美や罰を与える時は、接する人すべてが一貫性を持つことが重要です。

 

 

おでかけ連続強化
連続強化とは、ある行動をとった時に、常に同じ賞罰を与えることを言います。連続強化によって成立した学習の特徴は、刺激に対して報酬が与えられなくなると、じきに刺激を与えても反応が起こらなくなるということです。これを反応の消去と呼びます。たとえば「ワンワン吠えたら飼い主がやってきていつもおやつをくれていたけど、最近おやつをくれなくなったなぁ。疲れるだけだから吠えるのや〜めた。」などです。この例では、報酬が与えられなくなったことでうまく行動が消失しています。しかし、犬が吠えている途中で家族の誰かが根負けし、うっかりおやつを与えてしまうと、行動が再びぶり返してしまいます。ですから犬に接する全ての人が、事前に決めたルールを一貫して守ることが重要なのです。

 

 

おでかけ間欠強化
間欠強化とは、ある行動に対して罰を与えたり与えなかったりすることをいいます。間欠強化によって成立した学習の特徴は、刺激に対して報酬が与えられなくなっても行動が消失しにくいという点です。
たとえば「ワンワン吠えたらおばあちゃんがやってきてたまにおやつをくれていた。くれないことがあるけど、チャンスを逃したくないからずっと吠えよう。」などです。この例では、報酬が与えられなくても、「もしかしたら」という期待感がある限り行動が消失することはありません。このおばあちゃんのように、家族の中の一人でもルールを破って犬に無計画な賞罰を与えしまうと、その気は無くても間欠強化によって問題行動を助長してしまうことがあるわけです。その場合、学習してしまった行動を修正することが非常にやっかいになりますので、家族内における事前のルール設定、および徹底した遵守(じゅんしゅ)がきわめて重要になります。

 

 

【参考:子犬のへや】

 

〜当院概要〜
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