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太田 さくら動物病院|ご褒美と罰の与え方

太田市のさくら動物病院では、しつけの相談をされることがあります。特に初めて犬を飼う方は、しつけに悩みますよね。当院が見つけた、犬のしつけに役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

おでかけご褒美と罰 タイミングに気を付ける
犬にごほうびや罰を与えるときはタイミングを間違えないというのが大原則です。ポイントは、刺激の後に快不快を持ってくるという点です。

 

 

おでかけ古典的条件付けの場合
古典的条件付けにおける賞罰のタイミングは、中性刺激の直後です。具体的には、名前を呼んだ直後におやつを与えるなど、中性刺激の直後に快不快を提示したとき、最も古典的条件付け効果が高まり、これを「延滞条件付け」といいます。実際に用いられるのはボディーコントロール(さわる⇒ごほうび)、いろいろな音に慣らす(音⇒ごほうび)、首輪とリードに慣らす(首輪をつける⇒ごほうび)などにおいてです。全て中性刺激の後にごほうびが来ている点に注目してください。

 

 

おでかけオペラント条件付けの場合
オペラント条件付けで犬をしつける場合、行動が発生している最中化直後に賞罰を与えることが必須となります。具体的には、行動をとった0.5秒くらい後に賞罰を与えるのが最も有効とされ(Kimble, 1956)、盲導犬訓練士の多和田悟さんは「即座よりも早く」という表現を用いて、この原則の重要性を強調しています。実際に用いられるのは、おすわり(座る⇒ごほうび)、ふせ(伏せる⇒ごほうび)などにおいてです。すべての行動の後にごほうびや罰が来ている点に注目してください。これは、犬が直前の行動を覚えていられるのは、せいぜい2〜3秒だからです。

 

 

【参考:子犬のへや】

 

 

〜当院概要〜
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