犬の生涯学習とは
太田市 さくら動物病院では、犬のしつけについてよく相談をされます。犬のしつけは、犬が人間社会で快適に暮らし可愛がられるために、なくてはならないものです。当院が見つけた犬のしつけに関する情報をご紹介いたします。
犬の生涯学習
犬の生涯学習とは、社会化期以降(13〜14週齢以降)における課題行動の習得、および問題行動の矯正を指します。修了時期に関しては特にありませんので、人間でいうところの生涯教育に相当します。
課題行動の取得
課題行動(かだいこうどう)とは、人間と生活を共にするうえで、どうしても必要となる行動のことです。犬を一戸建てで飼うのか、マンションで飼うのか、1頭飼いか多頭飼いか、留守番は多いか少ないか、など飼い主のライフスタイルによって課題行動の内容は微妙に変動します。詳細は「課題行動のしつけ」を載せますのでご覧ください。
問題行動の習性
問題行動(もんだいこうどう)とは、飼い主が犬にやってほしくない行動の総称です。犬・猫の問題行動治療のパイオニアであるヴォイスとマーダー(1988)によると、問題行動の定義は「飼い主が容認できない行動、あるいは動物自身に有害な行動のいずれか」ということになります。この定義にのっとると、理論上問題行動は無限に存在することになりますが、参考サイト内では、比較的発現頻度の高いものだけをピックアップして解説してありました。詳細は「問題行動のしつけ」を載せますので、ご覧下さい。
【参考:子犬のへや】