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太田 さくら動物病院|猫をしつける際の注意点

猫にとって快を与える「賞」と、逆に不快を与える「罰」がおおよそ理解できたところで、具体的にこれらの賞罰を猫に与える状況を考えて見ましょう。猫に賞罰を与える際には、いくつかの基本的な注意事項がありますので、実際に猫のしつけに取り掛かる前に必ず把握しておいて下さい。

 

 

おでかけ現行犯で罰を与える
猫に賞罰を与える時の原則は、現行犯で懲罰を与えるということです。猫を人間の子供と同じように愛することはよいことですが、猫が人間の子供と同程度の知能を持っている、と考えるのは早計です。猫が過去に犯した失敗に対して人間が延々と怒鳴りつけても、猫は飼い主が何に対して立腹しているのかを理解できません。
猫に何らかの罰を与えるときは、「悪事を働いた直後」に与えるというのが大原則です。同様に、猫に何らかの賞を与えるときも、「正しい行動をとった直後」が基本となります。ここでいう「直後」とは、おおよそ1秒程度とお考え下さい。

 

 

おでかけえさを与える時は空腹時に
猫に賞罰を与えるときの原則は、えさ(賞)を与えるときは空腹時にということです。生きていくうえで必要なものに対する執着心は、猫も犬と同程度に持ち合わせています。特に、1日くらい猫に絶食させるとおなかがぺこぺこになりますが、そうした時の猫の食べ物に対する執着心は、通常よりも倍化します。この執着心を利用すれば、いわゆる「陽性強化」(して欲しい行動と快感を結びつける)が非常に楽になるのです。
ですから猫にえさやおやつなどのごほうびを与えて陽性強化するときは、「空腹時に行う」ことを基本とお考え下さい。

 

 

おでかけ罰を与える時は天罰方式で
猫に賞罰を与えるときの原則は、天罰方式で与えるということです。飼い主が直接猫に罰を加えると、若干の問題が発生します。その問題とは、猫が飼い主のことを過剰に怖がって、共同生活にストレスを感じてしまうということです。たとえば、食卓の上に乗った猫を「コラッ!」と怒鳴りつけるのではなく、「石ころの入った空き缶がどこからともなく落ちてくる」のが天罰になります。このように、猫に罰を与えるのが、主体を持たない「天罰」という方式ですと、猫と飼い主との関係がギクシャクせず、お互いに不要なストレスを溜め込まずに済みます。

 

 

おでかけ猫に説教をしない
猫に賞罰を与えるときの原則は、猫に説教をしないということです。猫をわが子のように扱っている飼い主は、ついつい猫を人間の子供のように勘違いしがちです。なぜなら「猫に人間の言葉は理解できない」からです。当たり前ですが、猫に賞罰を与えるときは、猫にとって何の意味も無い音の連続である「言葉」ではなく、五感を通じて感じ取ることの出来る「賞罰」を用いるのが基本です。

 

 

【子猫のへや】

 

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