太田 さくら動物病院|猫のシャンプーの準備
太田市さくら動物病院では、猫のケアの仕方についてよく質問を受けます。特に初めて猫を飼う方は、分からないことも多いですよね。当院がオススメの、猫のための情報サイトから、色々な知識をご紹介いたします。
猫のシャンプーに必要なもの
- 大きめのたらいや桶、もしくはペット用バスタブ
- 猫用シャンプーやリンス
- ブラシ
- 吸水性の良いタオル2〜3枚(体全体を拭くため)
- 吸水性の良いキッチンタオル(細かい部分を拭くため)
- スポンジ(顔を洗うため)
- ドライヤー
シャンプーの下準備
まず、お風呂場で大きめの容器(おけや猫用のバスタブ)にぬるま湯を入れ、猫用のシャンプーを適量入れてかき混ぜます。猫には汗腺(かんせん=汗を分泌する器官)がなく熱中症になりやすいので、お湯をあまり熱くする必要はなく、手を入れたとき「あったかいな」と感じる程度で結構です。また、猫の皮脂(ひし=皮膚から分泌される脂分)の成分は人間のものとは違います。人間用のシャンプーを使うのではなく、猫専用のものを用いてください。水分が被毛にしっかりと染み渡るように、中性洗剤溶液を猫の体にかけるという裏技もあります。あらかじめ500mlのペットボトルに大サジ1杯程度の食器用中性洗剤を溶かしこんでおきますが、猫の体にかけますので、あまり冷たくならないよう注意して下さい。もちろんお肌が敏感な猫には不要です。
シャンプー前のブラッシングと耳掃除
被毛に付着したほこりを落としたり、毛が絡まりにくくするため、あらかじめ猫をブラッシングをします。やり方は猫のブラッシングの仕方をご参照下さい。あらかじめ抜け毛を減らしておかないと、お風呂場の排水溝に毛がからまって詰まってしまうかもしれません。また、シャンプーの前に耳掃除も済ませておきましょう。シャンプー中の湯気で耳垢がふやけ、耳の奥に入り込んでしまうと中耳炎の原因になりかねません。やり方は猫の耳かきの仕方をご参照下さい。なお、シャンプーの途中で耳に水が入ってしまうことも外耳炎の原因になります。あらかじめ猫の耳にコットンなどをつめておくとよいでしょう。
【参考:子猫のへや】
〜当院概要〜
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