自由に物を言えない抑圧社会
原発事故と損害を拡大している真の原因 日本社会は安全に自由にものを言えない社会だ• 日本では、職場を始め様々な集団内で、社会的立場が上のものは、全人格的身分として下位の人を支配する。対等な対話・議論をさせない、挨拶や言葉使いまで身分が下であることを強要する。
• 人格的に対等、対等な対話・議論を求めると、話題とは関係ないところで損害と屈辱を与える執拗な嫌がらせを無期限無制限に続ける。日本中いたるところに存在する、日本社会と人間関係の基本的行動様式、管理様式になっている。
• 「自由な発言抑圧と人格抑圧の言動を黙認してはいけない」ということが、社会規範と人々の共通認識になっていない。
・ 日本では、相手に屈辱と損害を与えて支配する程度は、個人のキャラクターで決まってしまう。他人の人格・尊厳を破壊する言動があっても批判されず黙認される。上位のものが人格的に他人を下位のものとして人格や人生まで支配している。
• 個人のレベルでは反民主的・反道徳的・強圧的なボスの横行と、無条件同調強要に過剰適応して自分で判断し自分の考えを発言する意思と能力を失い、他人にもそれを要求しあう人々が多数であるということだ
• 民主社会・近代社会であれば、相手に屈辱を与える言動は、社会規範として必ずそこに存在する人々から批判される。
同時に多くの欧米諸国では法的に侮辱罪として犯罪として扱われる。相手を侮蔑する言動をしてそれを批判されれば、侮蔑した言動を取っていないと十分に釈明しないとその人は社会的地位を失う。
• 全ての人が対等平等にふるまえることを社会が法的に強制力を持って保障し、社会規範として人々が保障しあう。それを前提に社会運営をするのが近代社会、民主社会の原理だ。人格抑圧の言動を黙認し横行する日本社会は反民主的身分社会だ。
• 「自由に発言できない社会」と、「発言する熱意と能力が乏しい」という問題が、福島原発事故を起こし、稚拙な事故対応をして損害拡大を繰り返した底流にある
• 自由に安心して発言できない日本社会のあり方は、原発事故に限らず、殆どの社会問題と、個人の多くの苦痛の基盤になっている
• 殆どの社会問題や、個人間の問題の解決を妨げる原因でもある
• 言葉・論理・議論軽視、異論排除、無条件同調強要を行動原理とする日本社会が福島原発事故の底流、真の原因として存在している。
原発を造り拡大するために健全な議論や異論発言を抑圧した• 日本の原発は、導入決定、地域決定、建設、全国への原発建設拡大、原発運営というどの段階でも、健全でまっとうな検討は殆どされなかった。
• 原発導入、拡大の大方針を作ったあとは、「無条件に実行させる」という行動方針で、異論・批判や議論は完全に排除・抑圧して強行してきた。
• 官僚が打算と保身のために大方針を作る。
• あとから表向きの理由をつくる。嘘の理由なので、誤りと指摘されても健全な議論はしない。
• 真の目的を主張せず、表向きの嘘の理屈を振り回して強行する。失敗があっても教訓を分析せずに強行する進め方は帝国陸軍以来続いている。
本来の目的はあいまいになって手段であるはずの方針が自己目的化され強制される。方針の問題点を再検討することを敵視して指示通り動くことを強制し、その遂行で責任を問う。
これは戦後も官僚機構運営に主導されて拡大し、現在の日本社会の行動・運営原理になっている。
日本に著しい傾向だ
• 太平洋戦争で、アメリカ軍は戦闘失敗があると徹底的に原因を分析して教訓を引き出し、同じ失敗を繰り返さないとりくみを、失敗のたびに行った。自軍の被害が最小限になる取り組みを重視した。日本は、過ちを点検して再発しない取り組みはせず、失敗しても同じ方針を強要して損害を増やした。
• ナチスドイツは、「ユダヤ人を虐殺することやユダヤ人の財産を一方的にとりあげることが正しい」と、理由をしっかり主張した。
• 一方日本軍は真の目的を国民に言わず、アリバイつくりのための見せ掛けの説明をして国民と社会を偽ることを基本姿勢とした。
• 「略奪を禁ずる」と見せかけの訓令を出して、実際には「現地調達」を方針として中国や東南アジアの人々から略奪した。略奪の事実にはアリバイつくりの訓令を示して努力していると偽り、食料略奪が不首尾になると現地調達方針を遂行しないと言って現場を叱責した。
• 強制的に特攻隊に自主志願させた上官自身は特攻に参加しない。敵艦まで到達できないとわかっていながらスピードの遅い練習機を特攻機として使い、特攻で死なせることを自己目的化して強制した。二人が不要でも特攻機に二人乗務させて死なせた。機体の故障で帰還すると裏切り者扱いして侮辱攻撃した。
• それまでの方針が誤りだといわせない恫喝をするために、失敗した方針を改めずにどこまでも継続、強制した。
原発推進論者だけで原発を造り運営した• 問題点の検討を要望する異論や批判を敵視した。
• 異論無視に加えて、異論発言する人を、敵視・侮辱・排除した。
• その共通認識をもつ原発推進論者だけで現実的には原発政策決定・建設・運営を独占して、原発を拡大してきた
官僚が作った原発支配の構図• 同調しない異論に対して、的をはずさない適切な反論や解説を行なわない
• 同調しない人の意見や、主張内容を無条件に、侮辱・抑圧・排除した。
• 同調せずに、異論や問題提起する人を、人格として侮辱・抑圧・排除することを暗黙の基本方針とした
• 同調しない人を排除する姿勢は原発推進者の中で、強固で基本的な暗黙の了解事項となった。
原発現場での抑圧• 技術者が、問題を発見したり、改善の提案をすることは歓迎されず、逆に疎まれて不利益を受けたはずだ
• 改善課題を放置し、自由な発言が困難な環境の下で、問題点は発見されても改善されず、放置、蓄積され、発言する熱意も減ったはずだ。
• そして福島原発事故に帰結した。
原発事故発生後の経過• 抑圧的基本姿勢は、原発が大爆発を起こした後も続いている
• 原発に批判的意見を敵視・排除する基本姿勢で対処した
• 適切な事故対応をせずに避けられるはずの損害も回避せずに、繰り返し拡大した。
• 世界の全能力を結集して対処しなければならない緊急事態でも、事故の危険性、対処法を提起してきた批判的専門家は排除した。今も続いている
• 原発推進論者だけで事故処理を今も独占している。
• 異論に対する抑圧方針は強化・繰り返して現在に至っている。
福島原発爆発の直接原因• 第1番の原発爆発の原因は震度6の地震で送電鉄塔が倒れ、外部電源2系統が全て供給不能になり冷却不能になった。これが大爆発にいたる直接の原因だ。
• 第2は外部電源が破綻したときに緊急用発電が働かなかったこと。津波による緊急用発電機の破壊と、電源車から電力を供給させる為の電線が短すぎ、接続するコネクターの形状が異なっていたために接続できず、電源車から電力が供給できなかったことの2つが電源バックアップ失敗の原因だ。
• 想定外津波による緊急用電源喪失が爆発原因だと東京電力は主張している。緊急発電機の不作動によるバックアップ失敗が爆発の原因と主張するなら、電源車の接続失敗によるバックアップ失敗も津波による緊急用電源破壊と同等の爆発原因だ
「想定外」の意味• 地震国日本の原発はリスクが高すぎて、ロイド保険と契約不成立。
• そこで「想定外自然災害による事故では、電力会社は、賠償その他の責任を負わない」という法令を作った。
• 東電が「想定外」と言う言葉を絶対に引っ込めないのはこの法令を生かして、安全管理を怠った電力会社と、歴代官僚を免責し、損害は被害者と国民・税金に負担させるためだ。想定不可能な津波だったから対策できなかったと言っているだけではない。
・「大地震や大津波の危険を指摘して対策を要求してきた人たちがいるのだから「大地震や津波は想定できなかった」と言うなら、想定できない低能力と、想定した意見を排除した2つの責任で処罰されるべきだ。
事故時の恫喝• 事故で汚染され、爆発が起きても、最小の可能性だけを説明した
• それ以外の発言は不安をあおると威嚇・恫喝した。スリーマイル事故と比較して考えるなどは過大で悪質な発言だと非難した。
• 事故と放射能汚染が拡大する可能性について、自覚がないマスコミは質問さえしなかった。
被曝拡大を誘導した• 国と東電のキャンペーンの下で、避難すべき人が避難せず、高度汚染された自家野菜を食べ続けた。
• 一方で、東電社員家族はきわめて早期に、適切に福島から避難した。関係者がいち早く避難したことは非難すべきではない。住民を避難させなかったことが問題だ。
• 的確な批判をすべきだ
被曝医療専門家の「解説」• 「低線量被曝の傷害はない」と考え、主張する専門家がいても良い。
• しかし、異なる考えがあることを紹介せずに「誰もが認める真実だ」と「解説」するのは嘘だからしてはいけない。
• 異なる意見を「煽動するな、不安を持たせるな」と発言抑圧してはいけない
• 特権的な立場で批判意見が存在しないかのように人を欺いて「解説・指導」するのは誤りだ。特権的な立場で、それ以外の考えはないと偽って、他の考えを抑圧することは無条件同調を強要する恐怖社会だ
• 20mSv被曝すれば0.1%が癌死する。日本の全法令の基本的立場。彼らも認める。
• 「日本人の半数は癌になるのだから0・1%が増えても誤差の範囲だ」と言う。
• 「70歳過ぎれば半数が癌」は正しい。癌が非常に少ない若年者について考えれば癌死は何十倍に増える。若年者でも誤差の範囲であるかのように誘導するのは人と社会を欺くものだ
• 人生で何らかの利益を得るために0.1%の生命リスクを覚悟して、判断することはある。利益無しにリスク引き受けを誘導することは、私は犯罪と考える。
行政幹部• 10万人に責任を持つ首長や教育委員長が0.1%の癌死を回避せず容認すると、100人が新たに癌死することを意味する。
• 現代社会で、100人が新たに死ぬことを認可するという権限を特定個人は持っていない。行政担当者がそのような権限を持っている認識は問題だ。
• 思考停止と既存路線強行に慣れ、人としての誇りと、行政責任者としての自覚を欠如した行政責任者は、判断の重大さに無関心に、上位者の意向に沿った判断発言をしている。
福島医大• 福島医大の医師の1割が辞職した。
• 勤務している医師の多くは家族を福島県外に避難させている。これが被爆に対する福島医大の多くの医師の認識だ。
• しかし、学内で、被曝や汚染を語るのは殆どタブーで自由な議論は抑圧されている。圧力に抗して批判する医師はほとんどいない。
• 被曝に関した調査や研究を実質的に禁止している。抑圧を更に強化して福島医大を、被曝医療の中心にしている。
母親たちの要求・学校の放射能• 学校の放射線を測ってほしい→拒否
• 測定と対策に協力したい→拒否
• 自分たちで測りたい→拒否。構内への立入禁止
• 学校周囲を測った。汚染確認→無視
• 「放射能は危険でない」教育を始めた
• 相談した母親をモンスターペアレンツ扱い。2回相談したら「神経過敏だから精神科受診を勧められた」
• 多くの地域で保護者が学校周辺を測定した。汚染が明瞭だ。こうして行政から指示が出て学校も測るようになった。それまで測らなかった反省は無い。ほとんどの学校は、生徒の被曝回避行動をとらず抑圧した
• 測定器が学校に支給された。校長教頭と担当教員以外は使用禁止し、他の職員や保護者が使えない学校もある
母親たちの要求・学校給食と牛乳• 給食の安全に疑問を持つ母親。弁当持参→禁止。「給食は教育の一環。勝手な行動は禁止する」残さず食べる教育を強要
• 牛乳飲ませたくない。水筒持参→禁止。別の理由で水筒持参すると水を捨てさせ水道水を飲むことをを強要
• 給食放射能測定を希望→拒否
• 自分たちで測定したい→禁止
• 給食残りを集めて持ち帰って測定→窃盗扱い。被曝に批判的教師を窃盗助長として指導
• 「暫定基準値500Bq/kg以下は安全だから特別の対応はしない(させない)」
事故経過のまとめ・行政と電力会社は、原発の設置、拡大、運営、福島原発事故、事故後の対応のどの場面でも、真実を説明せず、議論を抑圧するために、社会と国民に偽りを言って、原発大方針を継続実行し、それまでの失敗を過小評価し隠蔽してきた。
・国民に真実ではなく偽りを言うことが行動様式の基本として現在も続いている。福島では、放射能を心配する言葉を口に出すことも出来ない。恐ろしいほどの言論抑圧社会が現実になっている。
・他人や社会を偽り、異なる発言する人を敵視・排除しては、原発を健全に運営することも、原発事故を健全・合理的に収束させることはできない。
・再点検し安全取り組みを強化して安全性を確認したと言って大飯原発を再稼動させた。
反対意見を敵視・無視して、偽りの説明をして強行した。
・異論を排除して強行するあり方が福島事故の最大の原因だ。これを改善せずに、原発稼動を安全にすることはありえない。
・津波堤防を数メートルかさ上げするなど見せ掛けの対策をして安全になったと偽りの説明を懲りずに繰り返している。
・福島事故が想定外の災害のために起きたという主張から出る唯一の結論は「想定しきれないことで大事故を生ずるから、想定した対策をしても安全を保障できない」という結論だけだ。
・ここでも、自分でも信じていないごまかしを言って、押し切っておけばかまわないという姿勢が貫かれている。
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自由に物をいえない日本の人と社会• 原発大爆発後も、自由に物が言えない社会を改善していない。逆に強化した。
• 物言えぬ日本社会のあり方は、原発事故に限らず、殆どの社会問題と、個人の多くの苦痛の基盤になっている
• 殆どの社会問題や、個人間の問題の解決を妨げる原因だ
• 自由に物が言えない、嘘・偽り・恫喝・侮辱が批判されず横行する社会は不健全で危険だ
過剰適応• 強者に無条件同調を強要する社会に人々は過剰適応した。異論発言や、自分で判断することを恐れる精神を強めた。
• 考えるということは、「本当にそうか」と異論を考えることから始まる。そして答えが出るまで考え続けることだ。
• 多くの日本人は異論発言を避けて同調することを目指し、自由な発言を控えることを繰り返した。そして自分で検討・判断し発言する、能力・熱意、自覚を後退させた。
• 与えられた情況と選択肢の中から、気分で選ぶだけの言動を日常化した。論理を軽視して気持ちで納得することを繰り返した。作られた状況に流されて判断行動をする体質を身につけた。自分の言葉で発言しないと情況に応じて気持ちはかわる。自分の判断を長期に覚えていることはできない。
• その結果、遅い状況変化は気づかず、状況に流されて判断していることに気づかない。それを問題と理解する能力も失う。
健全な社会とは• 自由に安全に発言できない。異論を抑圧して強行する社会と、自分で判断して発言行動する能力・勇気・自覚の貧弱は原発問題に限らない。
• ほとんどの社会問題と個人の多くの苦痛の基盤になっている
• 人が大切にされる健全な社会とは、侮蔑・脅迫・恫喝・欺きを容認しない社会だ。
• まじめな発言を抑圧させず、敬意を持った論理的で、核心を外さない議論を楽しむ、知的で健全な文化と精神を育てたい。
• 人の誇りを尊重し踏みにじらせない健全な文化・社会・人格を育てたい
• そのためには
①優れた言葉の往復で発言・議論する自覚と能力
②相手に対する敬意、論理的議論を楽しむ知性と道義性・勇気
が必要だ。
優れた言葉とは①打算をいれずにまっすぐ考える
②判断先送りしない真剣
③丁寧な思考
④相手に敬意を持った穏やかで論理的な言葉
⑤誠実
考え方・感じ方・判断基準・行動様式の社会の傾向が文化、個人のレベルでは人格です。
優れた人格を大切に育て、健全ですぐれた文化・社会を作りたい
• 言葉、論理、議論を大切にする自覚と能力を人と社会に育てたい。良い議論をしましょう
• 良い議論を行なうためには、共同で共通の認識や結論を作ろうという意思と、異なる意見の提示が不可欠です。
• 優れた異論を発言する自覚と能力を育てたい。
• 論理的な議論を知的ゲームとして楽しむ知性を育てたい
岡山博からのよびかけ• 言葉、論理、議論を尊び、楽しむ自覚と能力を育てる文化運動を作りたい。
• 自覚的知識人が役に立てる運動です。
• 以前からの私の希望です。しかしできていない
• 日本をより良く変革するために、最も重要な課題のひとつです。
• そのような文化運動を作りませんか?
(日本科学者会議19回総合学術研究集会 発表要旨に帝国陸軍関係を一部加筆修正した)
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言葉、論理、議論を尊び、楽しむ自覚と能力を育てる文化運動を作りたい。 ぜひ参加したいです。
ありがとうございます。
互いに良い影響を与え合って生きたいです。
非公開コメントでしたのでこんな返事です。
これからもどうぞ宜しく。
岡山博
ありがとうございます。
互いに良い影響を与え合って生きたいです。これからもどうぞ宜しく。
感謝
下線の文
岡山博
コメント有難うございます。
物事を深く認識する、俗論や一見正しそうな誤った屁理屈に騙されない、豊かで健全な感性を深める、etc.・・・・全ての認識と判断・表現活動を適切に行なうためには、適切な言葉をみつけることと、考え続けること、論理的に考え、事故吟味を繰り返すこと、自分の言葉で表現すること、丁寧な議論をすること・・・・が不可欠です。
戦後歴代の官僚・政府によって、一人一人が「気持ち優先で、物事を論理的に吟味しない、自分で判断決断をせず、思考停止し、作られた周囲に同調追随する」ようなおろかな人間を育て、自分で考え判断し発言することを避け、嫌い、他人が発言すれば侮辱や抑圧までするという、人の誇りと判断力を敵視・抑圧する愚民化政策が一貫しておこなわれ、その成果が現在の日本社会と日本人の実情です。
人が互いに大切にしあう、健全な社会を作るには、政治改革が非何時洋ですが、政治改革だけでは出来ない、もっと深い文化改革が不可欠です。
そのために、知性と自覚を妨げている要因を検討し、優れた言葉、論理、議論を大切にし楽しむ、知的で豊かな文化を育てる文化運動が必要です。それをしたいと思っています。
時間の余裕がないことまあってまだ思っているだけです。
志を共有していただく方がいてうれしいです。
いつかやりましょう。
それまでに、それぞれの人がそれぞれの場を作って発言し、蓄積しましょう。そのときはどうぞ宜しく。
またお便りお待ちしています。
岡山博
・・・・・・・・・・以下 澤直之先生からのコメント・・・・
はじめまして。非常に共感いたしました。私は歯科医師ですので、ごく浅いですが知識がありました。実際の診療でも出来うる限り被曝させないよう気をつけています。
> それが先の事故で「直ちに影響はない」冷温亭状態」「飛散した放射性物質は無主物」などとてもありえない言動が報じられて怒り・悲しみを感じました。
> 命を最優先にとらえられない国や社会をかえねばとは思っていますが、理性を失って叫ぶだけではいけないのですね。
> 先生のおっしゃる文化運動、賛同いたします。よろしければ末席に加えていただければ幸いです。
> それが先の事故で「直ちに影響はない」冷温亭状態」「飛散した放射性物質は無主物」などとてもありえない言動が報じられて怒り・悲しみを感じました。
> 命を最優先にとらえられない国や社会をかえねばとは思っていますが、理性を失って叫ぶだけではいけないのですね。
> 先生のおっしゃる文化運動、賛同いたします。よろしければ末席に加えていただければ幸いです。
今、医者だから、教師だから、母親だから・・・・ということはほとんど関係なく、職種や階層に関係なく日本人の多くと日本社会は、どちらが得か、どちらが楽かという目先打算と困難逃避だけで判断し、自覚や道義性が少ないというより、失ってしまったと考えています。
どんなところにもまじめで誠実な人が少しいる。
他人を出し抜いて優越感を得たい打算的で他人と社会に有害な人もいる。今の日本社会は劣化しているからこのような人が威張っています。
感想しか言わず、自分で判断せず多数と思うところに同調しようとする人もいる。
どんな階層や職種でもその割合はあまりかわらない;自覚崩壊の表現でもあります。
人が打算でしか言動しない。発言する言葉も真実ではない。今回の震災津波災害でも、自分が遣ろうとしている本当の目的を訴えて理解を求めるのではなく、真の目的は隠して、震災にかこつけた、でまかせの名目を並べて予算や事業を手に入れようとする。
営利企業だけでなく、官庁や社会的には一流のはずの、大学学長などまでも同じです。
震災関係の「目的だけの」事業に社会の財産を使うべきなのに、「関係があるもの」に使ういかがわしさと、それに群がるいかがわしさ。それを容認する、社会と主権者の貧しさ。
totoro さんが例示された「リスクのない技術はない。すべてのリスクに責任をとれと言われたら、医療も成り立たない」という主張のでたらめと不誠実。このような言動が、溢れています。
「リスクのない技術はない。すべてのリスクに責任をとれと言われたら、医療も成り立たない」当たり前です。
それはどんなリスクがあってもやって構わないということと別のことです。
このような無責任で傲慢でお粗末な言動に対しては、的確に批判する言葉をみつけ、手に入れて的確な論理を持ち、広める事が不可欠です。
totoro さんがおっしゃる「思考の退廃」というご指摘、同意です。
思考とは言動の根拠、言動とは自分や他人や社会に対する自分の人としての責任の本質であり、人格であり、社会のレベルで言えば、文化・民度です。これらが恐ろしいほどに劣化しています。
まともなで健全な人間関係、社会にしたいです。
頂いたコメントは、チェックなしに開示する設定にしているのですが、旨くいかなくなってしまいました。承認ボタンを押しても出来ません、ということでブログの使い方でトラブルがあり、掲載と御返事遅れてすみませんでした。
どうぞまた、ご発言下さい。
感謝
岡山博
・・・・・以下 totoro さんからのコメント・・・
はじめまして、totoro と申します。
> 原発事故がこの日本社会にもたらした影響と、原発社会が招く不安を感じております。岡山先生のようなお医者様がいらっしゃることに希望を持ちたいと思います。私も微力ながら、原発のない日本を目指したいと思います。
>
> 知り合いの東北大学医学部関係者と大議論してしまった。
> 小生が「原子力批判」を口にしたら猛烈な反論が帰ってきて、曰く、
> ・技術に絶対安全はない。まして、原子力は技術開発の途上にある。
> ・リスクのない技術はない。すべてのリスクに責任をとれと言われたら、医療も成り立たない。
> ・バックアップ電源の喪失が事故の主因。
> ・福島県はリスクを承知で原発を受け入れたのであり仕方がない。
>
> 酒の席とはいえ、あまりにもお粗末な主張に開いた口がふさがらなかった。しかも、これが現役の医療の現場にある者の口から語られることに一種の戦慄を覚えた。かつては優秀な医学生であった男がいったん地位と名誉を手に入れてしまった結果、このような思考に堕ちてしまう。しかも、自分の「地位と優秀」を信じて疑わないから余計に始末に悪い。すべての思考を「地位と優秀」という基準からのみ判定しようという態度なのだ。これぞまさに思考の退廃である。
>
> DEMOS=名もなき大衆,
> DEMOSは、官僚やエリート社員のような「優秀」を持ち合わせない。むしろ愚鈍であり、官僚らがもたない特質といえば「忍耐」くらいのものである。しかし、これを侮るべきでない。DEMOSの愚鈍な「忍耐」こそが歴史をつくる土壌なのであり、どのような優秀な思考も、この愚鈍な「忍耐」によるスクリーニングを受けない限り歴史に残ることはできない。多くの人は、一瞬の「頭脳明晰」に驚き心奪われるが(それは無理もない)、それは歴史に残る「明晰」でないのなら、むしろ「手品」のようなものである。
> 原発も原爆も、原子力とは現在の所「手品」以上のモノではない。しかし、人類の存在を不安にする厄介な「手品」である。
都合や打算をいれず、まっすぐに、敬意を持つ言葉で発言し、発言したら、快く相手の意見を聞くという言動の基本様式を育てたいです。
欧米では、「あなた(が言った内容)は正しくない」と言う指摘・発言は歓迎されます。
そのような意見を言うと「いや、そのようなことはない。私が言ったことは正しい。なぜなら・・・」「なるほど私が言ったことは正しくなさそうだ」など喜んで回答がきます。
意見の違いがあって始めて会話が成立します。
「間違いだ」と指摘されて納得したら、自分の見識が広がるのでうれしく楽しいことです。
一方「あなたの言ったことは嘘だ」「あなたは嘘を言う」「あなたは悪い」と言えば決定的な敵対関係になります。
嘘をそれくらいい悪いもの、してはいけないことと考えています。
「嘘も方便」などと言うことはありません。
全て欧米が良いということはありませんが、この点については私は欧米の考え方がよいと考えています。
日本的な考えで良い点の例は「相手の立場になって考える」「相手の立場で考えたら。今自分が言った事は正論として成り立つだろうか」という吟味の仕方があり、これは欧米にはありません。
この日本的な吟味の仕方は好ましいと考えています。
しかしそのような考え方は1980年頃から多くの日本人と日本社会・文化からほとんど喪失してしまいました。
一番大切な理由はむしろ言葉に出さない。
言葉に言う理由は本当の理由ではなく、正当化するための「嘘」の言葉。
これではまっすぐで誠実な対話や議論は出来ません。それは誠実な人間関係はできないこととほとんど同じです。
戦前から昭和30年代の日本映画を見ると、ほとんど会話が成立していない。言っている言葉のほとんどは、叫んでいるか、発言させないような抑制する言葉か、自分が発言しないことを気持ちで我慢納得する独り言などがほとんどです。昔は話し方も単語の今とかなり違っているので、その気になればすぐ分かります。
現在は、今自分たちがつかっていることばなのできにかけないで流しがちですが、そのつもりで見ると、今のTVドラマでも、昔の映画とほとんど同じで、言葉に対して、的を得たごまかしのない言葉が往復する会話はほとんどないといってよいほど少ない。叫んだり、相手を抑圧したり、気持ちを一方的に言うだけで、まじめに回答を期待しないものがほとんどのように考えています。
回答を元9める敬意ある発言hを歓迎し、人(の言葉、尊厳・名誉)を互いに大切にしあう精神と言動様式を育てたいです。
またどうぞご意見コメント下さい。
感謝
岡山博
(追伸)頂いたコメントは承認なしで全て開示にしているはずなのにコメント「承認待ち」となっていました。
どのようにしてすぐ開示に戻したらよいか、試行錯誤中です。
開示と御返事遅れてすみませんでした。
・・・・・以下、くろみさんから頂いたコメント・・・・
いつも拝見させて頂いておりありがとうございます。「上の嘘」を造っていることに自分達の生活レベルでの嘘が元になっていると思います。お金の発生する職場のみならず、家庭で、嫁と姑、夫と妻が論理的に話せず、どちらかがウツ病になり病院通い。先進国の住人の義務は、「相手に伝えること」で、より良いライフを送ることなのではと思います。それができない延長に「上」がある。自由であることの重要性を理解、個々の人生で運用できなければ、不必要なものとして消去される危惧を感じています。阻害するものが、上だけではないことが最もこわい気がします。
町内会も企業や公的機関の職場も、「同調を強要し、異論を排除抑圧する」という日本的人間関係・人間管理を言外の基本方針とする組織運営と、上位者の権限を背景に他人を抑圧して自分が優位に立ちたいと言う貧しく有害な人が場を仕切る事が多いと言う点で基本は同じです。
町内会は江戸時代の相互監視組織の五人組の制度・精神・社会的土壌の上に、言論抑圧相互監視組織として戦前国民を戦争に動員するために作った隣組を、少しだけ体裁を変えただけで基本精神はそのまま残っています。
日本人は私自身を含めて、その中で育ってきたために、相互監視や異論排除に批判的な問題意識を持っている人さえ、自分の言動・考え方の基本的傾向として身に付いています。
よくないものを克服し、よいものを遺し育てるために、社会の事も自分の言動もことあるごとに検討していくべきこと考えています。
コメント有難うございました。
これからも議論、対話しましょう。
岡山博
・・・・・・以下、三枝木 秀男 さん「 我々がいる集団」・・・・・・・・・・・・
町内会活動を通じて感じていた抑圧感、不条理を見事に纏め上げていただきました。この危険な集団のあり方を何とか改善するために日々努力して行きたい。
ありがとうございます。
また見て、コメント下さい
岡山博
・・・・・・以下株取引様から・・・・
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
問題意識がある人が外国に住んで日本を見るとたくさんのことが見えます。
当たり前と思っていたことがぜんぜん当たり前でないことにあう。
そのときに深く考える人には分かることがたくさんある。
一方、問題意識がない日本人が外国に行くと、日本のような相互監視社会ではないので、他人の視線に怯えて、どこまで許されるかという基準を中心にして言動してきた人は、基準がなくなってしまう。
自覚がない貧しい精神を露呈することが多いです。
米国で暮らして考えたり気づいたことをどうぞいろいろ教えてください。
岡山博
・・・・以下、雪さんから・・・
同感です。
アメリカ在住15年になるので外から日本を見ています。
福島第一から1年半経ちますが、私が怖いと思ったのは国、大きな団体、会社が個人を抑圧し、言論の自由や思想の自由が侵されてる。
まるで第二次世界大戦時のプロパガンダ、そのもののような気がします。
又、不評被害という言葉も乱用されていると思います。
この際、弊害を無視した目先の利益だけを追求する個人への抑圧を止め、もっと大きく将来へ目を向けて、将来の日本である子供達を守る為に力を注いでくれたらと思います。
> アメリカ在住15年になるので外から日本を見ています。
> 福島第一から1年半経ちますが、私が怖いと思ったのは国、大きな団体、会社が個人を抑圧し、言論の自由や思想の自由が侵されてる。
> まるで第二次世界大戦時のプロパガンダ、そのもののような気がします。
> 又、不評被害という言葉も乱用されていると思います。
> この際、弊害を無視した目先の利益だけを追求する個人への抑圧を止め、もっと大きく将来へ目を向けて、将来の日本である子供達を守る為に力を注いでくれたらと思います。
> 社会で言えば文化、個人で言えば人格に深くしみこんだ傾向。
> これを克服せずに、人が大切にされる健全で誠実な社会は作ることはできません。
> この言動傾向と精神にはたくさんの歴史的蓄積と背景があります。
>
> 法華経もそのような背景になる面を持っています。
> 無知な人に伝えるために「方便」といって嘘を言うことを正当化する。
> 釈迦は嘘をけして言わない人。まっすぐ丁寧に真理を伝えたひとです。
> 彦坂さんの主張ポイントはここかと思います。同意です。
>
> 釈迦が言っていないで否定していることを「釈迦の教えだ」と嘘を言い、釈迦の主張を受け容れて精進し努力している仏教者を、「利己主義者、増長慢」とののしることから法華経の文章は始まります。
> 嘘を前提に他人を否定・非難すること、誠実な対話や議論ではなくののしることは、不正。釈迦のまじめな人格や物事に対する誠実なあり方とも反する。ののしる言動と精神は釈迦の主張と相容れない。
>
> ・法華経の否定すべき部分を日本の「法華経行者」は更に協調して、他人をののしり、ののしることが正義であるかのような言動傾向を形成する上で、法華経が日本文化に否定的な影響があったと私も考えます。
>
> 日本人が、自分の誇りとして自分で判断決定することを避けて、気持ちで納得し、論理を軽視することは、法華経、仏教だけでなく、たくさんの背景と原因があります。
>
> 最近数十年について言えば、同調強調を無条件に良いこととして、それに反する考えや知性、発言、人格形成を排除する、子どもと国民を愚民化する教育と文化政策が大きいです。
>
> 人のあり方、言葉、論理、議論を大切にする人格と社会を作ることが日本人と日本社会にとって基本的で重要なな課題です。
>
> 日本の人と社会に身に付いている様々な問題を、解析、評価し、優れたものを作っていく、そのような文化運動を作りたいと考えています。歴史的背景を明らかにすることもその一つです。
>
> 作りませんか?
>
> 岡山博
>
> ・・・・以下、彦坂様からコメント・・・・
> > たいへん、共感をもって拝読しました。日本の社会そのもののこうした仕組みが、どの段階でできあがったのか?
> > 詳細な歴史検証をする必要があります。近いところでは、太平洋戦争になっていく中にあったのでしょう。
> > 言論の自由を確立していく戦いが、困難な日本の根底に、私は、日本の仏教の伝統を見ます。いわゆる大乗仏教は、実はニセの仏教なのです。日本の中で重要な教典である法華経は、インチキな内容なのです。この中に、嘘も方便であるという、嘘の肯定の主張が繰り返し書かれています。嘘の社会として、日本の基底が、この日本仏教によって作られています。
Twitter に紹介させていただきました。
岡山博
・・・・以下、とりごん様からのコメント・・・
とても感動しました。
> 日本に民主主義が定着しないのは戦後導入してみたものの、なまじ高度成長で比較的広く国民に富が分配されたため、自分の階級を意識し、階級利益の実現のために政治をツールとして用いる訓練が出来ぬまま来たように思います。
> さらに、企業と企業活動が個人を拘束する弊害も生みだしたと思います。
> なまじな豊かさが思考を停止させ、仕事さえやれば政治にかかわる必要が無いと逃げる口実を作ってしまったのではないか。
> その仕事も西洋の物まねから結局脱却できず他国からキャッチアップされ化けの皮が剥がれたように思います。
> 考えることに対する異様な恐怖感を治さない限りさらに大変なことになると思います。
・・・・以下、Magellan さんのコメント・・・
全くその通りです。高校レベルの数学と理科の知識でほぼ全て判断できることです。
論理学軽視・自力で思考する行為の放棄というのが大変共感しました。
現在教育で軽視されているものがまさしくこれで、幾何学や数理論理学も単元ごと削除された分野も少なくないです。大学でもイプシロンデルタを教えないところが増えているのも同様。NHKの高校講座でもこの説明では納得できないだろう、というところでも教師に従順で全く疑問に思わない演出がされています。
> こういったことも無関係ではないでしょう。
> とある数学の本に何故勉強するのか?騙されないようにするためだ、と書いてありました。語学を勉強するのも海外情報を得て多角的に事物を判断するためですとピーターフランクルも言ってました。
> > 私自身は騙されなかったのですが、他人にまでこういったことを広めていけなかったのが本日の事態を招いているというわけでさもありなん。
①あちこちで今も時々空間線量が上がっています。例えば秋田県で上がったとき、一箇所ではなく県内数箇所で同時に上がっている。これは地面に落ちたセシウムからでは考えられないので、新たに福島原発から風で放射能誇りが飛んできたのではないかと推測しています。地面にコテイサレタセシウムからのガンマ線被爆と違って空中に浮いている放射性物質は呼吸して取り込むので同じ空間線量でもずっと危険です。
回避行動を指示せず逆に抑圧する日本政府・行政は同時に危険です。
②呼吸から被爆した内部被爆量を、日本の政府機関は外部被爆よりはるかに低いとしていますが、2012年9月にアメリカ国防総省が発表した推定値では、事故後2ヶ月間の呼吸による甲状腺被曝は外部被爆の10倍以上と発表しました。これについて日本政府のコメントはない。
・・・・以下、日本人Aさんのカッパわらしさんへのコメント・・・・
全く岡山先生の仰る通りです!!
>
> カッパわらしさんへ
> 空間線量は誤差程度しか上がらないと思います。だからこそ、「空間線量が上がらないから安全」という敵の主張には気をつけて下さい。
> 空間線量など、このレベルではどーでも良いのです。放射性物質が拡散され、それを体内に入れる事が問題なのです。
カッパわらしさんへ
空間線量は誤差程度しか上がらないと思います。だからこそ、「空間線量が上がらないから安全」という敵の主張には気をつけて下さい。
空間線量など、このレベルではどーでも良いのです。放射性物質が拡散され、それを体内に入れる事が問題なのです。
現在教育で軽視されているものがまさしくこれで、幾何学や数理論理学も単元ごと削除された分野も少なくないです。大学でもイプシロンデルタを教えないところが増えているのも同様。NHKの高校講座でもこの説明では納得できないだろう、というところでも教師に従順で全く疑問に思わない演出がされています。
こういったことも無関係ではないでしょう。
とある数学の本に何故勉強するのか?騙されないようにするためだ、と書いてありました。語学を勉強するのも海外情報を得て多角的に事物を判断するためですとピーターフランクルも言ってました。
私自身は騙されなかったのですが、他人にまでこういったことを広めていけなかったのが本日の事態を招いているというわけでさもありなん。
日本に民主主義が定着しないのは戦後導入してみたものの、なまじ高度成長で比較的広く国民に富が分配されたため、自分の階級を意識し、階級利益の実現のために政治をツールとして用いる訓練が出来ぬまま来たように思います。
さらに、企業と企業活動が個人を拘束する弊害も生みだしたと思います。
なまじな豊かさが思考を停止させ、仕事さえやれば政治にかかわる必要が無いと逃げる口実を作ってしまったのではないか。
その仕事も西洋の物まねから結局脱却できず他国からキャッチアップされ化けの皮が剥がれたように思います。
考えることに対する異様な恐怖感を治さない限りさらに大変なことになると思います。
詳細な歴史検証をする必要があります。近いところでは、太平洋戦争になっていく中にあったのでしょう。
言論の自由を確立していく戦いが、困難な日本の根底に、私は、日本の仏教の伝統を見ます。いわゆる大乗仏教は、実はニセの仏教なのです。日本の中で重要な教典である法華経は、インチキな内容なのです。この中に、嘘も方便であるという、嘘の肯定の主張が繰り返し書かれています。嘘の社会として、日本の基底が、この日本仏教によって作られています。
岩手県遠野市では、10月から汚染牧草の焼却を実施しようとしています
なんとか食い止めようと必死に戦っています
なぜ最初に焼却ありきなのか意味がわかりません
遠野市を皮切りに岩手県でも推進していく模様
岡山博先生のような方にきていただいたら、納得するのでしょうか?
さらに野焼きし放題なので、空間線量はすぐ上がり、かなり被曝していると思います
先生、なにか良い知恵はありませんでしょうか?
アメリカ在住15年になるので外から日本を見ています。
福島第一から1年半経ちますが、私が怖いと思ったのは国、大きな団体、会社が個人を抑圧し、言論の自由や思想の自由が侵されてる。
まるで第二次世界大戦時のプロパガンダ、そのもののような気がします。
又、不評被害という言葉も乱用されていると思います。
この際、弊害を無視した目先の利益だけを追求する個人への抑圧を止め、もっと大きく将来へ目を向けて、将来の日本である子供達を守る為に力を注いでくれたらと思います。