【編集委員・伊藤智章】名古屋市の同朋高校放送部が沖縄戦のドキュメント「肉弾攻撃」をつくり、NHKなど主催の全国高校放送コンテストで今年度の制作奨励賞を受賞した。米軍戦車に爆弾を抱いて突っ込む攻撃のことで、仲間に死の攻撃を命じた元兵士の長年の苦しみに触れ、若者たちが戦争の現実を描いた。
同校は1990年から、自然体験と平和学習のため修学旅行で沖縄を訪問。沖縄戦のドキュメントの制作は今回が3作目となる。
2010年の第1作は、戦闘前に自らの遺品箱を用意したと話す三重県桑名市の元兵士、近藤一さん(93)の体験を描いた。