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7月の豪企業景況感指数、8カ月ぶりの低水準=NAB

2013年 08月 13日 11:39 JST
 
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[シドニー 13日 ロイター] - 豪ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)(NAB.AX: 株価, 企業情報, レポート)が13日発表した7月の企業景況感指数はマイナス7と、8カ月ぶりの低水準となった。

前月の改定値もマイナス7だった。

収益率が過去4年で最低の水準に悪化していることが背景。売り上げ、雇用は若干改善したが、長期的には低迷が続いている。

調査は400社以上を対象に実施。小売り、鉱業、娯楽セクターには着実な改善が見られたが、金融、不動産、建設セクターが低迷した。

7月の企業信頼感指数は、前月のゼロからマイナス3に低下。悲観論が楽観論を上回った。

NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「豪ドル安と低金利でも企業心理は改善していない。価格転嫁は難しく、企業活動と収益率の低迷がマインド悪化の主因となっているのだろう」と述べた。

同氏は、豪中銀が11月に25ベーシスポイント(bp)の追加利下げを実施すると予想。来年も追加利下げのリスクが残るとの見方を示した。

 
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8月13日、豪ナショナル・オーストラリア銀行が発表した7月の企業景況感指数はマイナス7と、8カ月ぶりの低水準となった。シドニーで7月撮影(2013年 ロイター/Daniel Munoz)

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