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UPDATE 1-英CPI、7月は前年比+2.8%で6月から伸び鈍化

2013年 08月 13日 18:35 JST
 
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(表と本文を追加しました)
    [ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局が発表した7月の消費者物価指数
(CPI)は前年比2.8%上昇で、上昇率は6月の2.9%からやや鈍化した。航空運
賃や衣料品価格の下落が背景。ただし、不動産価格がさらに上昇する兆しがある。
    
    CPIの前月比は変わらず。前月比、前年比共に市場予想と一致した。
    
    CPI算出に直接は影響しない住宅価格は急上昇している。英王立公認不動産鑑定士
協会(RICS)がまとめた月次の指数では、住宅価格が2006年以降で最も上昇した
ことが示された。
    
    イングランド銀行(英中央銀行)はインフレ率2%を目標として掲げている。先週に
は、インフレ見通しや金融の安定を脅かさない限り、失業率が7%に低下するまで政策金
利を過去最低水準に維持すると表明した。
    イングランド銀のカーニー新総裁は、住宅価格の上昇に関する懸念をそれほど問題視
はしていないが、制御できない状態になるようであれば、予定よりも早期に利上げを実施
せざるを得なくなるかもしれない。
    航空運賃や衣料品価格のほか、娯楽・文化関連が7月の下押し要因となっている。
    
    7月の生産者物価統計では、産出指数が2月以来の高い伸びとなった。
    
    詳細は以下の通り。
    
    ---               7月     6月  市場予想
    CPI(HICP、EU基準消費者物価指数)
    前月比(%)           0.0      -0.2      0.0
    前年比(%)           2.8       2.9      2.8
    
    コアCPI(エネルギー、食品、アルコール、たばこを除く)
    前月比(%)          -0.2      -0.2
    前年比(%)           2.0       2.3
    
    小売物価指数(RPI)
    前月比(%)           0.0      -0.1      0.0
    前年比(%)           3.1       3.3      3.1
    
    実勢インフレ率(RPIX、住宅ローン金利分を除く)
    前月比(%)           0.0      -0.1     -0.1
    前年比(%)           3.2       3.3      3.1
 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。