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エンタメ
感情もしっかり描かれている ジェームズ・マカヴォイ 映画「ビトレイヤー」
さすが俳優だと驚く人もいるだろう。本作「ビトレイヤー」(エラン・クリービー監督)でジェームズ・マカヴォイ(34)が演じたのはロンドンで活躍する凄腕の熱血刑事。マカヴォイも「慎重に捜査する柄ではなく、体を張って犯人を追い詰めていくタイプ」と主人公を紹介する体育会系だった。ウガンダ大統領の圧政を糾弾した名作「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006年)で若いマカヴォイがみせた、どこか頼りない青年医師のイメージはすっかり影をひそめ、別人といった風情なのだ。
本作はリドリー・スコットが製作総指揮を務めた英国のクライムサスペンス。刑事のマックス(マカヴォイ)と、強盗を生業とする黒社会の大物、スターンウッド(マーク・ストロング)は、かつての“宿敵”同士だ。今ではアイスランドに隠遁中のスターンウッドだが、ある日、「事件に巻き込まれた」と息子から連絡を受け、ロンドンに戻る。マックスにすればスターンウッドを捕まえる絶好の機会となったが、2人はいつしか政府が絡んだ巨大な陰謀に巻き込まれ、利用されたと気づき、それぞれが生き延びようと協力関係を結ぶ。
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