国際原子炉試験か北朝鮮・寧辺で放射性希ガス検出 6月に3回2013.8.13 12:49

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原子炉試験か北朝鮮・寧辺で放射性希ガス検出 6月に3回

2013.8.13 12:49

 13日付の韓国紙、韓国日報は、北朝鮮の核施設が集中する寧辺の上空で6月下旬、3回にわたり放射性希ガスのキセノンが検出されていたと報じた。キセノンが集中的に検出されるのは異例で、北朝鮮が原子炉の試験運転などを行ったとの観測が出ている。韓国政府関係者の話として伝えた。

 この関係者によると、6月21日から24日にかけて韓国の探知設備で収集した寧辺の気体を分析した結果、キセノンの数値が基準値を超え、異常兆候と判断されたケースが3回あったという。

 北朝鮮は4月、2007年に稼働停止した寧辺の黒鉛減速炉を再稼働させると表明。米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は5月、北朝鮮が寧辺で建設していた別の軽水炉がほぼ完成し、数カ月以内に試験運転が始まる可能性があると発表していた。キセノン検出は、いずれかの原子炉の試験運転による可能性がある。(共同)

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