国際元慰安婦12人が調停申請、日本政府に賠償求める2013.8.13 19:37

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

元慰安婦12人が調停申請、日本政府に賠償求める

2013.8.13 19:37

 慰安婦だった韓国人女性12人が13日、1人当たり1億ウォン(約880万円)の損害賠償を日本政府に求める調停をソウル中央地裁に申請した。女性らの弁護士は日本が調停に応じない場合、損害賠償訴訟を起こすとしている。弁護士は元慰安婦が日本政府に対して損害賠償を求めるのは韓国国内では初めてとしている。

 日本は韓国人の個人請求権は1965年の日韓請求権協定で消滅したとの立場だが、韓国政府は、慰安婦問題は同協定の対象外だとして請求権問題に関する協議を日本に求めてきた。

 一方、国際法では国家は外国の裁判権に服さないとする「主権免除」の原則がある。韓国の弁護士の間でも日本政府を相手に韓国の裁判所で訴訟はできないとの異論もあるが、女性らの弁護士は「深刻な国際法違反行為には主権免除は適用されない」と主張している。(共同)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital