超高速のチューブ列車提唱 時速千キロ以上、米起業家チューブの中をカプセル型の列車が超高速で移動する次世代交通システム「ハイパーループ」のイメージ(ロイター=共同) 【ニューヨーク共同】米カリフォルニア州の二大都市圏ロサンゼルスとサンフランシスコ間(約600キロ)の旅を飛行機の半分の約30分で―。米起業家エロン・マスク氏は12日、チューブの中を、カプセル型の列車が音速に近い時速1100キロ以上の超高速で移動する次世代交通システム構想を発表した。 AP通信によると、構想は「ハイパーループ」と呼ばれ、空気抵抗を減らすために減圧したチューブの中を、28人乗りカプセルが最短30秒間隔で発車。建設費は推定約60億ドル(約5800億円)、順調に行けば、7~10年で運行可能になるという。運賃は片道約20ドルを想定している。 【共同通信】
|