その他

〔金利マーケットアイ〕翌日物平均、13日は0.073%前後か 国庫証券は順調に消化

2013年 08月 13日 15:22 JST
 
記事を印刷する |
  • Mixiチェック

[東京 13日 ロイター] -

〔金利マーケットアイ〕

<15:20> 翌日物平均、13日は0.073%前後か 国庫証券は順調に消化

無担保コール翌日物の加重平均金利は、13日速報ベースで前日からほぼ横ばいの0.073%前後になる見通しとなった。朝方から安定した取引が続いたため。レポレートも横ばい圏だった。一方、財務省が午前11時半締め切りで実施した2カ月物の国庫短期証券入札は順調に消化した。前回から落札利回りが低下した。米ドル資金供給オペへの応札はなかった。 

<15:02> 国債先物、続伸で取引終える 長期金利低下0.735%

13日の円債市場は、東京証券取引所の長期国債先物は続伸した。財務省が正午締めきりで実施した利付5年物の国債入札が順調だったことを受け、市場で買い安心感が広がった。入札では、最低価格と平均価格がそれぞれ100円07銭にそろい、好不調の目安となるテールはゼロとなった。安倍晋三首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう指示したとの一部報道で株価が値上がりしたが、債券相場への影響は限られた。休暇入りした参加者も多く、先物出来高は2.2兆円余りにとどまった。

国債先物の中心限月9月限の大引けは、前日終値より10銭高い144円14銭。10年最長期国債利回りは前日比1ベーシスポイント低い0.735%。

<14:30> 国債先物が伸び悩みで推移、日経平均300円高で戻り売り

国債先物が伸び悩みで推移している。中心限月9月限は前日終値より14銭高い144円18銭。一時は144円24銭まで買われていたが、「日経平均が前日比で300円を超える上昇となり、戻り売りが出やすい状況になってきた」(国内証券)という。長期金利の指標10年債利回りは0.735%付近で推移している。

<13:55> 長期金利低下0.730%、5年物入札順調で買い安心感

長期金利が低下し、前日より0.015%低い0.730%をつけた。正午締め切りの5年物国債の入札結果が順調となり、市場で買い安心感が広がったためだ。市場筋の推計では、大口落札先には三菱UFJモルガン・スタンレー証券5583億円、大和証券2831億円、メリルリンチ日本証券1724億円、野村証券1513億円などの名が連なっており、「相応の投資家需要があったと推測される」(国内証券)という。

<12:45> 利付5年物国債、入札は「順調」に 最低/平均はテールゼロ

財務省が正午締め切りで実施した利付5年物の国債入札は、最低価格と平均価格がそれぞれ100円07銭となり、好不調の目安となるテールがゼロだった。「順調だった」(国内証券)との評価が、市場では多い。「金利0.3%での買いが予想され、もともと下値不安に乏しかった」(外資系証券)という。

<12:35> 新発国庫証券、2カ月物は0.0912%で落札 市場の事前予想と一致

財務省が午前11時半締めきりで実施した国庫短期証券(2カ月もの)の入札結果は、最高落札利回りが0.0912%となり、市場の事前予想と一致した。前回の0.0971%からは低下した。「足元の需給改善で予想通り強めの結果だった」(国内金融機関)との声が出ている。平均利回りは0.0874%だった。

<11:42> 7日物米ドル資金供給オペに応札ゼロ、4回連続

日銀が実施した7日物の米ドル資金供給オペに応札はみられなかった。応札ゼロは4回連続。市場では「ドル需要がひっ迫する要因はなく、現状では実需は考えにくい」(国内金融機関)との声が出ていた。貸付利率は0.590%。

<11:22> 5年債入札の最低落札価格、100円05銭付近か

財務省が午後に発表する5年債(表面利率0.3%)の入札結果について、最低落札価格は100円05銭付近になるとの見方が出ている。市場では「利回りが0.3%近辺であれば一定の需要が予想される。入札の好不調を示すテールも大きく流れないだろう」(国内証券)との見方が出ている。あすの日銀の国債買い入れオペへの期待があることも、入札を支えるとみられている。

<11:10> 2カ月物国庫証券最高落札利回り、0.091%近辺か

財務省は2カ月物国庫短期証券(388回)入札を実施している。入札前取引では出合っていないが、最高落札利回りについて市場では「予想は0.091%近辺。足元の需給は改善しており、強めの入札結果を想定している」(短資会社)との見方が出ていた。前回の最高落札利回り0.0971%を下回るとみられている。

13日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物は0.07─0.075%中心での取引。主な取り手は地銀、信託、証券など。当座預金残高が大幅に増える方向となる中、資金需要は限られた。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCは前営業日比較で横ばい。T+1のレートは、0.07%台半ばに収まる見込み。

ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.750。

<11:03> 国債先物は小反落、長期金利0.750%に上昇

国債先物は小反落で午前の取引を終えた。外為市場の円高一服で、株式市場が強含みで推移したため、国債先物には売りが優勢となった。5年債入札を前にしたヘッジも見られた。安倍晋三首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう指示したとの報道を受け、成長戦略や構造改革への期待感から株式市場が買い戻された面があるものの、国債先物への影響は限られた。本格的な夏季休暇入りで市場参加者が少なくなっているため、出来高は厚みを欠いた。現物債は、入札を控えた5年債に持ち高調整の売りが出たことで、利回りに上昇圧力がかかった。長期ゾーンは先物主導の展開で弱含み。一方、超長期ゾーンは強含み。国債先物中心限月9月限の前引けは、前営業日比3銭安の144円01銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.750%に上昇。

<10:30> 5年債入札0.3%クーポンで決着、波乱ないとの見方

財務省は午前10時半、5年利付国債の入札を通告した。クーポン0.3%で113回債のリオープン発行となった。市場では「中間決算期末まで2カ月を切ったことで、積めていない投資家の前向きな入札参加が見込めそうだ。入札は波乱なく通過するだろう」(国内証券)との声が聞かれた。

<09:55> レポGCレート横ばい、ユーロ円金先は動意薄

レポ(現金担保付債券貸借取引)GCは前営業日比較で横ばい。市場では「T+1のレートは、0.07%台半ばに収まりそうだ」(国内金融機関)との見方が出ていた。

日銀は、朝方の定例調節で即日実施のオペを見送った。無担保コール翌日物金利は0.07─0.075%中心での取引。主な取り手は地銀、信託、証券など。当座預金残高が大幅に増える方向となる中、資金需要は限られている。

ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.750。

<09:40> 中期ゾーン利回りに上昇圧力、入札前の調整

中期ゾーン利回りに上昇圧力がかかっている。足元の5年113回債利回りは前営業日比0.5bp上昇の0.290%で推移。市場では「5年債入札へ向け、業者の持ち高調整がみられる。利回りで0.3%に近いところまで調整すると、ある程度の需要を喚起できそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。

日銀が13日公表した議事要旨によると、7月10─11日に開催した金融政策決定会合では、財務省の出席者から、国債市場の流動性低下により、小さなショックで長期金利の変動率が高まる恐れがあるとの指摘が出ていたことが明らかになった。議事要旨について市場では「7月の段階でも、キーワードである消費増税問題、国内物価動向、米国の早期緩和縮小の行方を見極める時間帯ということを確認できた」(別の国内証券)との指摘が出ていた。

内閣府が13日に発表した6月機械受注統計について、みずほ証券・マーケットエコノミストの石津健太氏は「市場予想より上振れた。7─9月機械受注見通しは前期比マイナス5.3%と、数字としては良くないが、達成率を考慮した場合に先行き上振れてくる可能性が高いとみている。モメンタムは強い状況が続いている」と指摘したうえで、「消費増税議論では設備投資に注目が集まる中、今回の結果からは景気の回復基調が継続していると考えられるため、メーンシナリオは増税の方向とみてよさそうだ」と分析した。

<08:49> 国債先物は反落でスタート、5年債入札前にヘッジも

国債先物は反落でスタート。9月限の寄り付きは前営業日比11銭安の143円93銭。市場では「外為市場の円高一服で、株式市場が強含みで推移することを想定している。また、きょうは5年債入札が実施されるため、ヘッジが見られるようだ」(国内証券)との声が聞かれた。もっとも、本格的な夏季休暇入りで市場参加者が少なくなるため、「次第に相場の方向感が出にくくなるのではないか」(同国内証券)との指摘が出ていた。

<08:35> 翌日物は0.07─0.075%中心、資金ニーズ限定的

無担保コール翌日物は0.07─0.075%中心で取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.06%、0.065%ビッド。市場では「当座預金残高が大幅に増える見込みにある中、資金ニーズは限られている。準備預金の積み最終日が近づいているが、前営業日比較でレートに大きな変化はないだろう」(国内金融機関)との声が聞かれた。

日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は82兆5000億円、準備預金残高は65兆3000億円程度となる見込み。

<07:14> 翌日物は0.07%中心か、当預残は82.5兆円の見込み

無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引される見通し。国債の発行要因があるが、国庫短期証券の買い入れオペのスタート日となるため、当座預金残高は大幅に増える見込み。市場では「引き続き資金余剰感は強く、資金需要は限定的だろう」(国内金融機関)との声が聞かれた。

12日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比0.001%高い0.072%だった。

日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は12日に比べて1兆4000億円増の82兆5000億円程度になる見込み。残り所要積立額は1000億円。

 
 
写真

時速1290キロの輸送カプセル

電気自動車テスラの創業者が、サンフランシスコとロサンゼルスを30分でつなぐ新輸送システム「ハイパーループ」計画を発表。
  記事の全文 | 関連記事 

注目の商品

外国為替フォーラム

外国為替フォーラム

ttom: 0px;">

外国為替

  • ドル/円
  • ユーロ/円

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真

4─6月期GDPのつまずきは、消費増税論議に微妙な影響を与えかねない。  記事の全文 

外国為替フォーラム

写真
105円台かそれ以上
104円台
103円台
102円台
101円台
100円台
99円台
98円台
97円台
96円台
95円台かそれ以下
*統計に基づく世論調査ではありません。