〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「中陽線」、終値は8月SQ値を上回る
[東京 13日 ロイター] -
〔株式マーケットアイ〕
<16:25> 日経平均・日足は「中陽線」、終値は8月SQ値を上回る
日経平均の日足は、短い下ヒゲを伴う高値引けの「中陽線」。小さなマドを空けて上伸し、終値は8月のSQ(特別清算指数)値1万3640円03銭を上回った。切り上がっている一目均衡表の雲の下限もキープしている。
市場では「あす以降、SQ値を維持できればいったんリバウンド局面に入りやすい」(大手証券)との声が出ていたが、この先は10日移動平均線(1万3923円)や心理的節目の1万4000円、25日移動平均線(1万4244円)などのポイントが控えており、上値も意識されやすい。
<15:44> 新興株式市場は堅調、大型株の上昇で買い気強まる
新興株式市場は堅調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに6日ぶりに反発した。引けにかけ大型株が上げ幅を拡大するなか、新興株も買い気が強まった。個別銘柄では、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J・TEC) が大幅高。中国とタイに再生医療技術を輸出するとの一部報道が材料視された。オランダ企業との提携が報じられたモブキャスト はストップ高となった。ガンホー やデジタルガレージ 、アドウェイズ などもしっかり。
<14:27> 日経平均の上げ幅300円超に、引け間際の値動きめぐる思惑も
日経平均株価 は上げ幅拡大。前引けにかけて伸び悩んだが、後場に入り盛り返している。一時前日比339円高の1万3858円まで上昇して、現在は1万3830円付近で推移している。
市場参加者によると、特に材料が出ているわけではないが、「このところの引け間際の値動き加速に対する思惑も出ている」(国内証券)という。
引け間際の値動きをめぐっては、レバレッジETF(LETF)と呼ばれる上場投資信託の影響が指摘されている。
別の国内証券関係者は「米国ではきょうから経済指標の発表が相次ぐ。堅調な指標を確認して週後半に値動きが良くなるとみていたが、すでにその反応を織り込み始めているのかもしれない」との見方を示していた。
<11:01> 日経平均は伸び悩み、不透明感くすぶり買い戻しの勢い鈍い
日経平均は伸び悩み。1万3700円前後で推移している。
市場では「これまで株価水準を切り下げてきた反動から買い戻しが入っているが、その勢いは鈍い。米金融緩和のテーパリングや消費増税の行方に対する不透明感から、様子見が強いためだ。物色動向もはっきりせず、8月中は方向感に乏しい展開が続く」(いちよしアセットマネジメント・執行役員運用部長の秋野充成氏)との声が出ている。
<09:54> 日経平均は上げ幅拡大、法人税引き下げならベストシナリオとの指摘
日経平均株価 は上げ幅拡大。安倍晋三首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう指示したとの日本経済新聞の報道を受け、成長戦略や構造改革への期待感から買い戻されている。一時前日比269円高の1万3789円まで上昇し、現在は1万3769円付近。
株高に伴い、ドル/円も円安方向に振れており、97.43円付近ときょうの高値圏で取引されている。
市場では「4─6月期国内総生産(GDP)は予想を下回ったが、その後の政府高官の発言ので消費税増税への期待をつないだ。報道通りなら法人税の引き下げや投資減税とセットとなったベストシナリオとなり、売り方が買い戻している」(国内証券)との声が出ていた。
<09:35> 日経平均は反発、円高一服や法人税下げ報道が買い手掛かりに
寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。前日比で200円を超える上昇となっている。前日の米国株式市場は高安まちまちだったが、外為市場で1ドル97円台と円高一服感が強まり、自動車やハイテクなど主力輸出株を中心に買いが先行。一部で安倍首相が法人税引き下げ検討を指示と報じられ、株価にポジティブな材料となっているほか、6月機械受注の上振れも支援材料という。
ソフトバンク やファーストリテイリング など指数寄与度の大きい銘柄の上昇が目立ち、先物主導による上昇とみられている。
<08:19> 寄り前の板状況、主力輸出株は買い優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力輸出株は買い優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も買い優勢となっている。
大手銀行株では三菱UFJフィナンシャル・グループ はやや買い優勢だが、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買いきっ抗となっている。
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