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慰安婦問題を漫画で伝える 外国語版も制作=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が旧日本軍の従軍慰安婦問題を取り上げた漫画を外国語で制作し国際社会に配布する。

 女性家族部は13日、今年11月に慰安婦問題解決のため教育・広報用の漫画を制作し、フランスで開かれる世界最大級の漫画フェスティバル「アングレーム国際漫画祭」にも出品する計画だと明らかにした。

 漫画は被害者の証言を基に元慰安婦の生涯を約100ページで描く。被害者の幼少期から強制動員の過程、慰安婦としての生活、帰国後の生活、老後、慰安婦問題の関連活動を紹介する。

 これとは別に、韓国漫画家協会の作家約20人が参加し、短編の漫画、約50作品を制作する。

 同部はこれらの作品を学校に配布して教育資料として活用するほか、英語や日本語、フランス語に訳して海外にも配布する計画だ。

 来年1月のアングレーム国際漫画祭のほか、ソウルや京畿道・富川で行われる「国際漫画フェスティバル」にも出品する予定。

 同部の趙允旋(チョ・ユンソン)長官は同日、ソウルの同部庁舎でアングレーム市の市長や同国際漫画祭組織委ディレクターと面会し、協力を要請した。

 趙長官は「旧日本軍の慰安婦問題は性暴力犯罪にとどまらず、人権を侵害する犯罪行為であり、国際社会にきちんと伝えこうした蛮行が繰り返されないようにすべきだ」と強調した。

sjp@yna.co.kr