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小児がんの子どもが医療機器を見学8月7日 18時6分
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小児がんの子どもたちが、MRIなどの最新の医療機器を作っている栃木県大田原市の大手医療機器メーカーを見学し、ふだん自分たちの検査で使われている機器を触って、仕組みなどについて理解を深めました。
この見学会は、小児がん患者の支援を行っている公益財団法人の「がんの子どもを守る会」が初めて開き、大田原市の大手医療機器メーカーには、小児がんの子どもや家族などおよそ30人が参加しました。
このうちCTの見学では、子どもたちは持ち寄った時計や果物を機械にかけ、内部の部品が映し出された時計や種まで映し出された果物の画像を見て歓声を上げていました。
検査に使うMRIやCTなどは大きな音がしたり、検査の間はじっとしていなければならないものもあったりして、苦手な子どももいるということです。
7日の見学会は、機器に触れることで、子どもたちに苦手意識をなくしてもらおうというねらいもあります。
新潟県長岡市から参加した小学生の男の子(9)は「今まで撮られる側だったけど今回は撮る側でボタンも押すことができて楽しかった」と話していました。
男の子の母親は「仕組みが分かったことで、本人も納得したうえで検査を受けられると思います」と話していました。
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