皆さんは、ブログってどんな風にしていらっしゃいますか
これからいろんな方のブログを拝見閲覧させて貰うつもりですが、
僕の友人達はブログなんて誰もやっていない中、アメンバーって何
ってまだそんな状態なのですがそんな中、僕の大好きな東儀秀樹さん
がアメンバーになって下さいましたので今日は東儀秀樹さんを御紹介
させて貰いますね
ちょっと季節が違うけど東儀さん過去記事で一番好きだった記事を。。
東儀秀樹オフィシャルブログ
ちっち 卒園 !!
2013-03-21 22:21:21
ちっち(6歳の息子)が幼稚園を卒園した。


教会で礼拝があり、卒園証書がひとり一人に渡された。
ひとり一人、聖書もいただいた。
賛美歌を歌っているといままで3年間の幼稚園生活の想い出が蘇る。
僕はかなり送り迎えもしたし、幼稚園で子供たちのための音楽会もしたし、
父親としてはたぶん異例なほど幼稚園に通ったと思う。

ちっちはこの幼稚園が大好きだったけれど、
僕もこの幼稚園、大好きだった。
文字や数字のことや体操などを教えることもなく、
みんなで一斉に何かしなければならないカリキュラムもなく、
ただただ園児が自由奔放にしたいことばかりをしていられる空間だった。

今どき珍しい幼稚園だけど、
この園児の時こそが人生で一番自由でいられる時だから、
そのときに自分の自由さの中だけでいろいろな体験や人間関係を
自分で感じるのはとても大切だ。
だから受験には向いていないと思うけど、僕はそういうところが大好き。
本当に子どもの純粋さが大事に育まれる、理想的な幼稚園だった。
お迎えに行くと、ニッコニコで出て来て
その日に創作したものを自慢げに見せてくれた毎日、
僕は送り迎えが大好きだった。

よくふざけて他の園児たちとも僕は遊んでいたから
みんなも僕をおもしろがってくれた。
そんな光景がとても好きだった。
楽しい想い出がいっぱい。
卒園式の最後に卒園の園児だけが歌を歌ってくれた。
「さよなら僕たちの幼稚園」
もう、僕は涙が止まらなかった。
恥ずかしいほど涙が溢れた。
いい想い出ばかりだからその涙はとても清々しい涙でもあった。
それでもなぜこんなにせつないのだろう。
この、いちばん無邪気な年頃、
そして無邪気だけで許される年頃、
そのなかで少しずつ何かを身につけて育まれていく。
大人になっていくときにきっとこの時期のことは
とっても大きく響いていくのだろう。
このありがたい時間の流れに対する大きな感謝と
大人に少しずつ近づいていく寂しさとが入り交じって感傷的になる。
自分の卒園のときに自分の親は何を思ったか、
この子が大人になって自分の子どもにどう感じるか、
など、時空をこえた感覚も巡った。
とにかく、素敵な涙だと思えることは僕たちはとても幸せな親子なのだと
あらためて感じた。





お父さんのキャタピラ競技で優勝!



ピニャータ

僕の手作りピニャータ

ピニャータの破片を自分で背中に付けて「ちっちサウルス」

二人でピクニック

僕が作ったハロウィンお化け

クリスマスの聖劇では羊飼いに

式の後、幼稚園に行って
「ありがとうの会」にも出席した。
その準備の間、子どもたちがバタバタ遊んでいる中、
ちっちは一生懸命聖書を読みふけっていた。

さて、「ありがとうの会」
謝恩会のようなこの会は有志のママたちがすべて企画する。
内容もすべて考える。
卒園の園児全員への贈り物も考える。
いろいろなプレゼントがあるのだけれど、
その中の一部は僕が担当した。
まず、園児のために開いた音楽会で演奏したものを録音したCD。
このパッケージのデザインもすべて自分一人でやった。
それから各園児に自画像を描いてもらったものを使って風呂敷を
デザインした。(過去ログ参照)
この風呂敷デザインもすべて僕が独断で創った。
園舎のイラストも描いて、それぞれの自画像にはカラフルにふちどりを
付けて周りに散らした。
この作業がそうとうな時間と労力をつかうものだったけれど、
とても楽しい時間だった。
これがその風呂敷。


ちっちの自画像
さて、「ありがとうの会」には先生方全員とともに園児たちもいる。
みんなで食事をし、
先生に贈り物をしたりするのだけれど、
その選択も、部屋の飾り付けからお弁当などもすべてママさんメ
ンバーが相談して決める。
それだけではなく、アトラクションも考えて決める。
今回はクイズの場があったり、歌に合わせてママさんたちが仮装
をして楽しませる場をつくったり。
それと、せっかく僕がいる年なのだからと、
ママさんたちにみんなに世界のいろいろな民族楽器を持たせて、
ミニコンサートをした。
園児もよく知っている「ガチャガチャバンド」っていう曲を
僕が編曲し、僕がピアノの伴奏もし、
ママさんたちは中国のニ胡、ひょうたんの笛、バリ島の笛、
アフリカのカリンバ(指ピアノ)やジャンベ(ドラム)、
ブータンのラッパ、
雅楽の笙、篳篥
ベースやヴァイオリン、創作パーカッションなどで演奏した。

ママさんたち、本番!
大成功!!
決して上手なものではなかったけれど、感動した。
ピアノを弾いていてグッときたよ。
何日かまえにみんなでウチに集まって練習をしたのだけど、

ウチで練習!

最初に合わせたとき、みんなとっても楽しそうで
とってもワクワクしていた。
僕もとっても楽しかった。
触ったこともない楽器、
中には音楽すらやったこともないというママさんもいたけど、
曲が終わるたびに子どものように目をキラキラさせてわくわくしていた。
その心がしっかり実を結んだのだ!
とっても素晴らしい!
こんなふうに音楽ってできるんだよ!
そんないい例がここにある。
音楽を楽しむ基本がここにはある!
本番ではみんなわくわく!!
アンコールも想定して「仰げば尊し」も
その編成で演奏した。
素晴らしいと思ったよ。
先生方、園児たちにもとても受けた!
こんなふうに幼稚園に関われて幸せだ。
本当に楽しい3年間の幼稚園生活だった。
この3年間の時の流れを思うと、僕の中では同時にちっちの未来も
思うことが自然と促される。
この延長線の、大人になっていく長い道のりの想像が巡る。
これもまた大きなロマンと切なさが交錯する。
ちっちはよく
「白鳥座の首のあたりにあるブラックホールまで行って帰ってくる
くらいパパのことが大大だーい好き!」と言ってくれる。
そんなことをいつまで言ってくれるのか、
いつまで手をつながせてくれるのか・・・。
その日の夜いつものようにちっちと同じベッドで寝たけれど
ちっちの寝顔をいつまでも眺めた。
ちっちが歌う「さよなら僕たちの幼稚園」が耳から離れない。
ずっと頭を巡っている。
ちっちをぐっと抱きしめて寝た。
ありがとうちっち。
おめでとうちっち。
大好きだよ。




教会で礼拝があり、卒園証書がひとり一人に渡された。
ひとり一人、聖書もいただいた。
賛美歌を歌っているといままで3年間の幼稚園生活の想い出が蘇る。
僕はかなり送り迎えもしたし、幼稚園で子供たちのための音楽会もしたし、
父親としてはたぶん異例なほど幼稚園に通ったと思う。
ちっちはこの幼稚園が大好きだったけれど、
僕もこの幼稚園、大好きだった。
文字や数字のことや体操などを教えることもなく、
みんなで一斉に何かしなければならないカリキュラムもなく、
ただただ園児が自由奔放にしたいことばかりをしていられる空間だった。
今どき珍しい幼稚園だけど、
この園児の時こそが人生で一番自由でいられる時だから、
そのときに自分の自由さの中だけでいろいろな体験や人間関係を
自分で感じるのはとても大切だ。
だから受験には向いていないと思うけど、僕はそういうところが大好き。
本当に子どもの純粋さが大事に育まれる、理想的な幼稚園だった。
お迎えに行くと、ニッコニコで出て来て
その日に創作したものを自慢げに見せてくれた毎日、
僕は送り迎えが大好きだった。
よくふざけて他の園児たちとも僕は遊んでいたから
みんなも僕をおもしろがってくれた。
そんな光景がとても好きだった。
楽しい想い出がいっぱい。
卒園式の最後に卒園の園児だけが歌を歌ってくれた。
「さよなら僕たちの幼稚園」
もう、僕は涙が止まらなかった。
恥ずかしいほど涙が溢れた。
いい想い出ばかりだからその涙はとても清々しい涙でもあった。
それでもなぜこんなにせつないのだろう。
この、いちばん無邪気な年頃、
そして無邪気だけで許される年頃、
そのなかで少しずつ何かを身につけて育まれていく。
大人になっていくときにきっとこの時期のことは
とっても大きく響いていくのだろう。
このありがたい時間の流れに対する大きな感謝と
大人に少しずつ近づいていく寂しさとが入り交じって感傷的になる。
自分の卒園のときに自分の親は何を思ったか、
この子が大人になって自分の子どもにどう感じるか、
など、時空をこえた感覚も巡った。
とにかく、素敵な涙だと思えることは僕たちはとても幸せな親子なのだと
あらためて感じた。
お父さんのキャタピラ競技で優勝!
ピニャータ
僕の手作りピニャータ
ピニャータの破片を自分で背中に付けて「ちっちサウルス」
二人でピクニック
僕が作ったハロウィンお化け
クリスマスの聖劇では羊飼いに
式の後、幼稚園に行って
「ありがとうの会」にも出席した。
その準備の間、子どもたちがバタバタ遊んでいる中、
ちっちは一生懸命聖書を読みふけっていた。
さて、「ありがとうの会」
謝恩会のようなこの会は有志のママたちがすべて企画する。
内容もすべて考える。
卒園の園児全員への贈り物も考える。
いろいろなプレゼントがあるのだけれど、
その中の一部は僕が担当した。
まず、園児のために開いた音楽会で演奏したものを録音したCD。
このパッケージのデザインもすべて自分一人でやった。
それから各園児に自画像を描いてもらったものを使って風呂敷を
デザインした。(過去ログ参照)
この風呂敷デザインもすべて僕が独断で創った。
園舎のイラストも描いて、それぞれの自画像にはカラフルにふちどりを
付けて周りに散らした。
この作業がそうとうな時間と労力をつかうものだったけれど、
とても楽しい時間だった。
これがその風呂敷。
ちっちの自画像
さて、「ありがとうの会」には先生方全員とともに園児たちもいる。
みんなで食事をし、
先生に贈り物をしたりするのだけれど、
その選択も、部屋の飾り付けからお弁当などもすべてママさんメ
ンバーが相談して決める。
それだけではなく、アトラクションも考えて決める。
今回はクイズの場があったり、歌に合わせてママさんたちが仮装
をして楽しませる場をつくったり。
それと、せっかく僕がいる年なのだからと、
ママさんたちにみんなに世界のいろいろな民族楽器を持たせて、
ミニコンサートをした。
園児もよく知っている「ガチャガチャバンド」っていう曲を
僕が編曲し、僕がピアノの伴奏もし、
ママさんたちは中国のニ胡、ひょうたんの笛、バリ島の笛、
アフリカのカリンバ(指ピアノ)やジャンベ(ドラム)、
ブータンのラッパ、
雅楽の笙、篳篥
ベースやヴァイオリン、創作パーカッションなどで演奏した。
ママさんたち、本番!
大成功!!
決して上手なものではなかったけれど、感動した。
ピアノを弾いていてグッときたよ。
何日かまえにみんなでウチに集まって練習をしたのだけど、
ウチで練習!
最初に合わせたとき、みんなとっても楽しそうで
とってもワクワクしていた。
僕もとっても楽しかった。
触ったこともない楽器、
中には音楽すらやったこともないというママさんもいたけど、
曲が終わるたびに子どものように目をキラキラさせてわくわくしていた。
その心がしっかり実を結んだのだ!
とっても素晴らしい!
こんなふうに音楽ってできるんだよ!
そんないい例がここにある。
音楽を楽しむ基本がここにはある!
本番ではみんなわくわく!!
アンコールも想定して「仰げば尊し」も
その編成で演奏した。
素晴らしいと思ったよ。
先生方、園児たちにもとても受けた!
こんなふうに幼稚園に関われて幸せだ。
本当に楽しい3年間の幼稚園生活だった。
この3年間の時の流れを思うと、僕の中では同時にちっちの未来も
思うことが自然と促される。
この延長線の、大人になっていく長い道のりの想像が巡る。
これもまた大きなロマンと切なさが交錯する。
ちっちはよく
「白鳥座の首のあたりにあるブラックホールまで行って帰ってくる
くらいパパのことが大大だーい好き!」と言ってくれる。
そんなことをいつまで言ってくれるのか、
いつまで手をつながせてくれるのか・・・。
その日の夜いつものようにちっちと同じベッドで寝たけれど
ちっちの寝顔をいつまでも眺めた。
ちっちが歌う「さよなら僕たちの幼稚園」が耳から離れない。
ずっと頭を巡っている。
ちっちをぐっと抱きしめて寝た。
ありがとうちっち。
おめでとうちっち。
大好きだよ。