涼を求め鍾乳洞にぎわう08月13日 12時20分
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30度を超える厳しい暑さが続くなか、北九州市などに広がるカルスト台地、平尾台の鍾乳洞は、涼を求める人たちでにぎわっています。
このうち、国の天然記念物に指定されている小倉南区の千仏鍾乳洞には、13日も大勢の家族連れなどが訪れています。
北九州市の気温は、午前11時の時点で31度8分に達していますが、鍾乳洞の中は、1年を通じて16度程度とひんやりとしています。
訪れた人たちは足もとを流れる冷たい水にひざ下までつかりながら、1キロほどのコースを歩き、天然の涼を味わっていました。
鍾乳洞の管理事務所によりますと、厳しい暑さが続く今年の夏は、訪れる人が、例年のおよそ1.5倍にのぼっていて、今月18日までのお盆の期間中は1日に3000人以上の人出が見込まれています。近くの駐車場では待ち時間が1時間を超えることもあり、鍾乳洞のなかの混雑を整理するため、特別に警備員を雇っているということです。
東京からの帰省中に初めて訪れたという男性は「自然の洞窟はなかなか行く機会がないので、子どもを連れてきました。ひんやりしていて快適です」と話していました。