アメフト高校生が熱中症で死亡08月12日 18時27分
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大阪の男子高校生が今月８日、京都府宇治市でアメリカンフットボールの練習試合中に倒れて熱中症と診断され、２日後に死亡していたことがわかりました。
亡くなったのは大阪・豊中市にある私立箕面自由学園高校３年生の１７歳の男子生徒です。
学校によりますと、この生徒は今月８日、京都府宇治市で行われたアメリカンフットボールの練習試合に出場しましたが、試合開始から２時間近くがたった午前１１時２０分すぎ、グラウンドで円陣を組んだ際にその場で倒れたということです。
男子生徒は当初、意識があり、日陰で休んでいましたが、１０分ほどして、おう吐したため、病院に救急搬送され、重い熱中症と診断されて、１０日、亡くなったということです。
男子生徒は、この日、攻撃と守備の双方で、ほぼすべての時間、出場していたということですが、学校の説明によりますと、試合の合間に給水タイムを設け、ハーフタイムの間は男子生徒に異常はみられなかったということです。
大阪管区気象台によりますと、京都市のこの日の午前１１時２０分の気温は、３２度９分でした。
会見で吉田忍校長は「結果として生徒の命を守れなかったことを大変無念に思います。今後、学校としてできる限りの改善策を実施したい」と述べました。