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被災地の中高生が復興イベント案8月7日 4時25分
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被災地の若者たちに復興を担う人材になってもらおうという教育プロジェクトが東京で行われ、中高生が復興をアピールするイベントの案を発表しました。
このプロジェクトは、OECD=経済協力開発機構が復興を担う人材を育てようと、去年3月から行っています。
被災地の中学生と高校生およそ100人が参加していて、復興の様子と東北の魅力をアピールするイベントを考え、来年8月にフランスのパリで発表することになっています。
6日、生徒たちの代表がこれまでの活動を報告し、パリでは、東北地方の伝統的な祭りを披露したり自分たちで撮影した写真を展示したりするという案を紹介しました。
このプロジェクトでは、交渉する力や主体性を身につけてもらおうと、イベントに必要な資金やメンバーを生徒たち自身が集めることになっていて、生徒たちは、会場を訪れた人にイベントの内容やこれまでの活動を写真などを使って説明し、支援を訴えていました。
福島県本宮市から参加している高校2年生の梢美咲さんは「学校では学べない貴重な経験ができるので、コミュニケーション能力を磨いて、これからも復興に関わっていきたいです」と話していました。
次回は来年3月に岩手県に集まって、パリでの発表の準備を進めることにしています。
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