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熱中症搬送 全国で4万人に 前年比30%増
8月13日 12時18分

熱中症搬送 全国で4万人に 前年比30%増

この夏、熱中症で病院に運ばれた人は、全国で合わせておよそ4万人に上り、去年の同じ時期より30%近く増えています。
総務省消防庁は、室内にいてもエアコンなどを使って予防に努めるよう呼びかけています。

総務省消防庁によりますと、集計を始めた5月末から8月11日までの2か月半で熱中症で病院に運ばれた人は、全国で3万9944人に上りました。
先月から今月にかけて各地で猛暑日になったことなどから、搬送された人の数は去年の同じ時期より30%近く増えていて、特に11日までの1週間に搬送された人は9815人と、前の週の3倍余りに上っています。
搬送された人を都道府県別にみると▽東京で3156人、▽愛知で2956人、▽大阪で2579人などとなっていて、搬送者の半数近くは65歳以上の高齢者でした。
11日には和歌山県有田市で1人暮らしの80歳の女性が自宅で倒れているのが見つかり、その後、死亡するなど、これまでに熱中症の症状で少なくとも52人が死亡し、3週間以上の入院が必要な重症の人も1069人に上っています。
総務省消防庁は、高齢者は暑さを感じにくい人も多いことから、室内にいても水分をこまめにとったうえで、室温が28度を超えないようエアコンや扇風機を使って熱中症の予防に努めてほしいと呼びかけています。

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