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弁護士 多額の現金下ろしたか
広島市の弁護士が依頼先の自己破産の書類を偽造し手続きが終わったとうその説明をしたとして警察が公文書偽造の疑いで捜査している事件で、行方がわからなくなっている弁護士の口座から先月末、現金２００万円が引き下ろされていたことが警察への取材でわかりました。
警察は弁護士がみずから現金を下ろしたとみて捜査を進めています。広島弁護士会の５０代の弁護士は先月、自己破産を依頼された男性の破産決定書などを偽造し、手続きが終わったと男性にうその説明をしたとして公文書偽造の疑いで告発され、警察が捜査を進めています。
一連の不正は先月２３日に発覚し弁護士は現在、行方がわからなくなっていますがその後の捜査で先月２８日、広島市内のＡＴＭ＝現金自動預け払い機で本人の口座から現金２００万円が引き下ろされていたことが警察への取材でわかりました。
弁護士会によりますとこの翌日、問題の経緯について弁護士本人から説明を求める予定になっていたということです。
警察は弁護士の行方がわからなくなった時期に多額の現金が引き下ろされていることや、キャッシュカードが他人に使われた形跡がみられないことなどから、弁護士みずから現金を下ろし逃走を図った疑いがあるとみて捜査を進めています。
08月13日 10時38分