首位・楽天に9・5ゲーム差の4位と苦しんでいるソフトバンクが“秘密兵器”を投入する。
育成選手から昇格したばかりのベネズエラ人右腕のエディソン・バリオス(24)だ。投手としては珍しい背番号7の新助っ人には、その番号にふさわしいラッキーボーイとして、逆転Vへの起爆剤になることが期待されている。
ソフトバンクがデッドライン寸前に追い詰められている。現在リーグ4位。残り44試合で首位の楽天とは9・5ゲーム差。そんななかで先発のチャンスを与えられたのが、7月末に育成選手から昇格したばかりのバリオスだ。
11日の先発で1回5失点でKOされた岩崎に代わり、帯広で行われる18日の日本ハム戦に先発することが内定。12日、一軍に合流した。
期待されるのは終盤戦の“秘密兵器”としての活躍だ。高山投手コーチは「彼にとってひとつのチャンスがめぐってきた。そこでどういうパフォーマンスをするかでしょうね。ボールは悪くないですよ。球種も豊富だから、緩急をつける投球をしてくれたらね」と話した。
昨季手術した右ヒジのリハビリを終えて間もないということもあり、球数や状態を首脳陣が気にしながらのマウンドになる可能性が高いという。ただ、それでも起用に踏み切るのは「面白い存在」としての期待感の表れでもある。
2011年に関西独立リーグの神戸サンズでプレー、シーズン途中でソフトバンクに入団しているが、これまでバリオスの一軍登板は皆無だ。翌年は育成契約となり、右ヒジの手術を受けた。それでも球団はメジャー経験者の高額助っ人が並み居るなか、バリオスとの育成契約を今季も結んだ。先月末、支配下選手に昇格させた。それもこれも「力を秘めた投手」(小林海外兼中長期戦略担当部長)と、潜在能力を評価してのことだ。
背番号は投手としては極めて珍しい7番。バリオスがその背番号にふさわしいラッキーボーイとなれば、苦しいチーム状況をはね返すに違いない。
12日に行われた準決勝は、地元期待の小嶋敬二は9Rで、坂上樹大は11Rでともに4着敗退。深谷知広も11Rで前団のあおりをまともに受けて後退し9着大敗。10Rの佐藤友和も8着に敗れる波乱の一日だった。 東スポWebでは、決勝進出選手のインタビュー動画、本紙競輪担当記者の決勝戦予想を掲載します。
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