スペインリーグの名門バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマール(21=バルセロナ)の「体重」をめぐり、2か国間で賛否両論が沸き起こっている。
今季からバルセロナに加入したネイマールは国際親善試合(7日、タイ・バンコク)タイ代表戦で、移籍後初ゴールを決め、リーグ開幕戦(18日=日本時間19日、レバンテ戦)に向け順調な仕上がりをアピールした。その一方で、故郷ブラジルから、意外な問題を指摘されている。
スペインの各メディアによると、ネイマールの古巣ブラジルのサントス前監督のムリシ・ラマーリョ氏(57)はブラジルのラジオ局の取材に対し「ネイマールが体重を増やしたとしたら、良いところをすべて取り去ってしまうことになりかねない。スピードが失われてしまう」と警告したと伝えた。
今回、ラマーリョ氏が緊急提言したのは、バルセロナがネイマールに対し“増量指令”を出したことにある。同クラブの医療スタッフであるリカルド・プルナ氏は、ネイマールが加入した当初「ベストコンディションになるには、少し体重を増加させる必要がある」という見解を示したことに反発した格好だ。
しかもネイマールは貧血症の影響でバルサ入りしてから体重が7キロ落ちたと伝えられる。もともと細身だけに、多少の増加は必要とも考えられるが、本来の体重を超える増量はマイナス面が大きいという。スペインメディアによると「体重を増やせば、ヒザを負傷することにつながるかもしれない。ロナウドに起こったようなことで、危険だ」とラマーリョ氏は指摘しているという。
バルセロナでも活躍した怪物こと元ブラジル代表FWロナウド氏(36)は肥満によってスピードが低下。しかも体重増で負担がかかった両ヒザを手術するなど、引退を早める原因となった。それだけに「至宝」の体重問題は、今後もブラジルとバルセロナの間で、大きな波紋を広げそうだ。
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