福岡・博多を拠点とするアイドルグループ「ＨＫＴ４８」の劇場公演が１２日、５００回を達成。そんな節目の日にセカンドシングル「メロンジュース」（９月４日発売）が劇場初披露され、公演の最後にはミュージックビデオ（ＭＶ）もサプライズで初解禁された。

　福岡市内にＨＫＴ４８劇場がオープンしたのは２０１１年１１月２６日。およそ１年９か月で記念すべき５００回目の公演を迎えた。温かい声援が送るファンには、メンバーからビッグなプレゼントが用意された。

　新曲の劇場初披露に続いて、ＭＶが初めてお披露目されると、ファンは大盛り上がりだ。ＨＫＴ史上初のパンクロックチューンで、サビでは激しいヘッドバンギング（首振り）まで披露している。

　撮影では、指原莉乃（２０）が口に含んだペットボトルの水を観客に吹きかけるシーンでＮＧを連発。なかなか水が飛ばずに「何度か練習したんですけどね」と苦笑いだ。首を振る勢いを付けてようやく水がうまく飛ぶと、指原は思わず「よっしゃ！」とガッツポーズを見せている。

　新曲は、ＨＫＴ研究生の田島芽瑠（１３）と朝長美桜（１５）の“研究生ダブルセンター”。田島が「撮影ではひざを付いて頭を振るので、ひざ小僧があざだらけになりました（笑い）。でも一生懸命やった勲章だと思っています」と胸を張れば、朝長は「ヘッドバンギングに生まれて初めて挑戦しました。一生懸命、頭を振っているのですが、周りからは『困っている人にしか見えない』と言われます（笑い）」と笑わせた。