カマルゴに1回KO勝利した長谷川(左)=大田区総合体育館
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WBC世界2階級(バンタム級、フェザー級)制覇の長谷川が、メキシコのカマルゴを1回に左ストレートと左フックで2度のダウン奪い、レフェリーストップのTKO勝ち。これで復帰後、無傷の4連勝となり、年内にも3階級制覇に挑むことになった。
長谷川はバンタム級王座を10度防衛。その後、フェザー級王座に就いたが、2011年4月の初防衛に失敗した。現役引退も取り沙汰されたが、続行を宣言。今回の試合は内容を問われていたが、相手を開始早々から左ストレートで追い詰め、最後は鮮やかな左2発で仕留めて復活をアピールした。
スピード、パワーとも申し分ない快勝に、本人も「気持ちは(世界戦を)やりたい」と、1年4カ月ぶりとなった関東での試合に満面の笑み。
山下会長も「どんな形でも勝たなければいけなかった。ダメージはなかったし、次は世界。狙いはスーパーバンタム級」と、年内の世界挑戦を約束した。
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