2000年以降に異業種から参入した主な銀行8行の4~6月期決算が12日、出そろった。個人向け貸出の伸びに支えられ、住信SBIネット銀行など6行が最終増益となった。ソニー銀行と楽天銀行が減益となったが、前年同期の特殊要因によるもので、本業は好調を維持している。
好業績をけん引したのは住宅ローンなど個人向け貸出の増加だ。住信SBIネット銀行は貸出残高が2割近く増え、純利益は2.8倍の21億円となった。減益となった楽天銀も、カードローンの残高が27%増の約2000億円となり、本業の収益力を示すコア業務純益は3.5%増の約17億円となった。
一方で預金額に占める貸出金の割合を示す預貸率は、8行平均で約30%にとどまる。一般的な銀行の約7割を大きく下回っており、増え続ける預金の運用先が国債など有価証券に偏っている面もある。
住信SBIネット銀行、ソニー銀行、銀行、楽天銀行
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英FTSE100 | 6,574.34 | -9.05 | 12日 16:35 |
ドル/円 | 97.26 - .30 | +0.51円安 | 13日 7:42 |
ユーロ/円 | 129.27 - .32 | +0.52円安 | 13日 7:42 |
長期金利(%) | 0.745 | -0.005 | 12日 16:44 |
NY原油(ドル) | 106.11 | +0.14 | 12日 終値 |
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