山中V4“神の左”で160秒殺
2013年8月13日
ズルズルと後退する相手にグーンと伸びる左ストレートが突き刺さると、ニエベスは青コーナーまで吹っ飛ばされてダウン。何とか立ち上がったものの足元がおぼつかず、レフェリーがカウントアウト。山中の強さに場内があっけに取られるほどのフィニッシュだった。「ちょっと生意気ですが、もう少し試合をやりたかったのが本音。お客さんももっと見たかったと思います」と、恐縮しながらリング上でインタビューに答えた。
陣営の想像以上の進化ぶりだ。所属ジムの本田明彦会長は、「ニエベスはWBOでも2位だったし、ラテン圏内で一番いい相手を選んだが…。今の山中では左が当たれば終わってしまう」と感嘆。担当の大和心トレーナーも、「距離と間合いをつかむのが早い。それさえつかめば負ける気がしない」と王者の充実ぶりを評価する。天性の強打に加えて、抜群の距離感が支えるディフェンス。3連続KO防衛で確実に名王者への道を歩み続ける山中は、バンタム級王座統一をアピールした。
「どの団体とはこだわっていないが、やれば盛り上がると思う」とキッパリ。さらにWBAスーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)の名を挙げて、「一番やってみたいのはモレノ」と強敵を志願した。王座統一、さらに海外進出へと夢は限りなく広がる。山中のチャンピオンロードは、無限の可能性を秘めている。
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