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◆報知新聞社後援 ワールドプレミアムボクシング ▽フェザー級(56・7キロ契約)10回戦 ○長谷川穂積(1回2分32秒 TKO)ヘナロ・カマルゴ●(12日、東京・大田区総合体育館) 元世界2階級王者の長谷川穂積(32)=真正=は、メキシコスーパーバンタム級王者ヘナロ・カマルゴ(26)=メキシコ=に1回TKO勝ち。バンタム級、フェザー級に続くスーパーバンタム級での世界3階級制覇へ、前哨戦をクリア。長谷川の戦績は33勝(15KO)4敗。
憎らしいほど強い。長谷川は大の字に倒れたカマルゴを心配そうな表情で見つめ、「内容よりもダメージなく終わる試合を目指していた」と言ってのけた。初回早々、元世界4階級王者のノニト・ドネア(フィリピン)を手本にした、下を見るフェイントから、フック気味の左で膝をつかせた。再開後、左のトリプルを見舞い、さらに大きな左フック。わずか152秒でフィニッシュだ。
32歳。年齢に勝てなくなってきた。先月16日、朝のロードワーク中に右太もも裏を肉離れ。「30歳を超えてけがが多くなってきたけど、それも実力」と反省した。かつては試合が終わると暴食の限りを尽くしたが、現在は妻・泰子さん(33)の作る豆腐やささみの料理が中心となった。計量後の食事にもより気を使い「いつも試合直前は顔がむくんでいたのに、今回はそれがなかった」と愛妻は夫をたたえた。
子供たちの成長が心の糧だ。中学時代に兵庫・西脇市で優勝した腕前の長谷川は、今年4月から卓球を始めた長男・大翔君(11)の指導を兼ね、神戸・港島小で臨時コーチを務めている。愛息は「パパに教えてもらったサーブはみんなが取り損ねる」と父を尊敬する。
WBC世界フェザー級王座陥落から2年4か月が経過した。いよいよ次戦、スーパーバンタム級での3階級制覇を目指す。プロモートする帝拳ジム・本田明彦会長(65)は、「次戦で挑戦できるよう交渉をまとめるつもり。資格的には十分」と明言した。関係者によればターゲットはWBA王座で、11月に大阪での試合を予定する。「年内に(世界王座を)取るつもりでやっている」と最後の大勝負に出る。
◆長谷川 穂積(はせがわ・ほづみ)1980年12月16日、兵庫・西脇市生まれ。32歳。99年11月に千里馬神戸ジムでプロデビュー。03年5月、東洋太平洋バンタム級王座獲得。05年4月、WBC世界同級王座を獲得して10度防衛。07年10月、真正ジム創設時に移籍。10年11月、同フェザー級王座を獲得、2階級制覇。身長168センチの左ボクサーファイター。家族は妻と1男1女。
(2013年8月13日06時02分 スポーツ報知)
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