堀北真希　パイロット目指す！「梅ちゃん…」以来の連ドラ主演

１０月スタートのドラマで、パイロットを目指す女性を演じる堀北真希　撮影・ＴＡＫＡＫＩ＿ＫＵＭＡＤＡ Photo By 提供写真

　女優堀北真希（２４）が、１０月スタートのフジテレビのドラマ「ミス・パイロット（仮）」（火曜後９・００）で主演を務める。

　大型旅客機のパイロットを目指す役どころ。協力を得るＡＮＡグループでは現在、約２５００人のパイロットのうち２０数人が女性。リアルなストーリーを盛り込み、厳しい訓練にも負けずに夢に向かう姿を明るく描く。

　連続ドラマ主演は昨年前期のＮＨＫ連続テレビ小説「梅ちゃん先生」以来、約１年ぶり。同作は全回を通じた平均視聴率が２０・７％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で朝ドラで９年ぶりの２０％超えを記録。快挙を受け昨年の紅白歌合戦では紅組司会を務め、次回作にも注目が集まっていた。

　くしくも「梅ちゃん…」でも舞台となった東京・蒲田の居酒屋さんの娘の設定。素直でうそがつけない性格が災いして就職活動に苦戦する中、たまたまＡＮＡの募集要項を目にし、ギリギリで合格して女性パイロットの道を歩むストーリー。１１年にブームを呼んだ「マルモのおきて」（同局）の櫻井剛氏が脚本を担当するオリジナル作品で、堀北との強力タッグにも期待が高まりそう。

　後藤博幸プロデューサーは「より身近に感じてもらえるように、あえて女性らしいイメージを持つ堀北さんに演じてもらいたいと思った」と起用理由を説明。堀北も「えっ！？私がパイロット！？という驚きの境遇は主人公と一緒。そういった意味でも共感しながら取り組めるのではないかと思っています」と話しており９月上旬の撮影開始を控え、「パイロットという仕事の厳しさ、素晴らしさを通して、元気と夢をお届けできるよう頑張ります」と気合を高めている。