情報筋によると、中国のポータルサイト「百度」に昨年から少なくとも日本企業20社のデータが無断で掲載されたという。流出したデータには、製造技術の特許出願に関する内部情報や、すでに公開されている情報などが含まれていた。
アナリストたちは、情報の流出は日本企業に勤めている中国人社員が関与しているとの見方を表している。日本企業は、中国のポータルサイトにデータを削除するよう何度も要請しているという。現地で日本企業の相談に当たる分部悠介弁護士は「内部情報の流出は、ビジネスに大きな影響が出るおそれがあり、日本企業はさらに情報管理を徹底する必要がある」と語っている。
NHKより