UPDATE 1-第2四半期ギリシャGDPは前年比4.6%減、マイナス幅縮小
(内容を追加します) [アテネ 12日 ロイター] - ギリシャ統計当局(ELSTAT)が12日発表 した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比マイナス4.6%と、第1・四 半期の同マイナス5.6%からマイナス幅が縮小し、エコノミストの予想(マイナス5. 0%)を上回った。 前期比のGDP伸び率は明らかにされていない。 アルファ・バンクのエコノミストは「リセッション(景気後退)は、観光業に支えら れて第3・四半期に緩和し、第4・四半期も基準となる期との比較で和らぐだろう」と述 べた。 上期のギリシャGDP伸び率は前年比マイナス5.1%となった。国際支援機関は通 年の同国GDP伸び率がマイナス4.2%になると予想している。 2008年以降のギリシャの実質成長率は20%超のマイナスとなっている。201 3年もマイナス成長となれば、ギリシャのリセッション(景気後退)は6年連続になる。 Q2 2013 Q1 2013 Q4 2012 Q3 2012 GDP(前年比、%) -4.6 -5.6 -5.7 -6.7 データ出所:ELSTAT
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「消費増税、1年先送りも一案」
浜田米エール大名誉教授は、4─6月期GDPを踏まえ、予定通りの増税は景気に悪影響を与える可能性を改めて示した。
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