ギリシャ:4~6月GDP、前年比4.6%減-20期連続で縮小
8月12日(ブルームバーグ):ギリシャ経済 は4-6月(第2四半期)に再び縮小した。マイナス成長が20四半期連続となった同国では、若年層の10人中6人余りが失業中だ。
国家統計局が12日発表した4-6月国内総生産(GDP)は前年同期比4.6%減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト6人の調査中央値では4.9%減が見込まれていた。1-3月(第1四半期)は5.6%減。季節調整済み、および前期比の数字は発表されない。
ギリシャの失業率は5月に27.6%と、過去最悪を記録。15-24歳では64.9%に達している。
2012年のGDPは前年比6.4%減。ギリシャの経済規模は景気低迷が始まって以来、20%余り縮小している。国際通貨基金(IMF)が7月31日公表したスタッフ報告によると、GDPは今年4.2%減少するが14年はプラス成長に回復する見通し。
原題:Greek Economy Contracts for 20th Quarter Amid RecordJoblessness(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:アテネ Marcus Bensasson mbensasson@bloomberg.net
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更新日時: 2013/08/12 20:44 JSTニュース一覧
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