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中継 実質GDP年率2.6% 市場はどう反応?

テレビ朝日系(ANN) 8月12日(月)11時50分配信

 今回のGDP=国内総生産、市場はどう反応したのでしょうか。

 (経済部・国吉伸洋記者報告)
 予想を大きく下回る数字に、消費税の増税を織り込み始めていたマーケットに不透明感が広がりました。GDPの速報値は民間の予想の中心よりも低く、マーケットでは消費税増税の先送りによる財政の悪化が懸念され、平均株価は、取引開始直後に180円以上値下がりしました。為替市場では、リスクが少ないとされる円が買われ、一時、1ドル=95円台に円高が加速しました。しかし、株価は先週、800円以上値下がりした反動や、政府から増税に前向きとも取れる発言などがあったため、急速に買い戻されました。
 第一生命経済研究所・永濱利廣主席エコノミスト:「2.6%成長というのは、実力以上に経済が回復していると素直に評価して良いが、消費税増税をするための景気の状況からするとやや力不足」
 決められない政治が続くかどうかの試金石ともいえる消費税の判断を巡り、マーケットもしばらく揺れ動きそうです。

最終更新:8月12日(月)19時9分

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