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東京の最低気温30度超え…1875年以降最高

読売新聞 8月12日(月)12時20分配信

 日本列島は12日も高気圧に覆われ、高知県四万十市では午後1時までに40・4度を記録した。

 40度超は3日連続で、気象庁によると同一地点での3日連続の観測は史上初めて。11日には35度以上の猛暑日が史上最多の297地点を記録、東京都心の最低気温も国内で史上2番目に高い30・4度となった。読売新聞の調べでは、熱中症で搬送された人は同日から12日午前9時までに全国で2300人以上にのぼり、9人が死亡。同庁では猛烈な暑さは来週まで続くとして注意を呼びかけている。

 11日は、甲府市で40・6度、四万十市で40・4度を記録。横浜市や浜松市など全国47地点で統計開始以来、最も高い気温を観測した。また、猛暑日は全国の気温の観測地点(927か所)の約3分の1に当たる297地点にのぼり、10日の295地点を更新した。

 11日は朝晩も気温が下がらず、東京都心では観測が始まった1875年以降最も高い最低気温を記録。全国的にも、1990年に新潟県糸魚川市で観測された30・8度に次ぐ高さとなった。横浜市や神戸市など24地点でもそれぞれの過去最高の最低気温を観測した。

最終更新:8月12日(月)13時58分

読売新聞

 
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