大雨:猛暑影響で上昇気流 東京上空に積乱雲が次々発生
毎日新聞 2013年07月23日 23時48分
気象庁によると、23日は午前中から各地で気温が上がり、東京都心では正午過ぎに35.2度を観測し、8日ぶりの猛暑日となった。地上付近の空気が暖められて上昇気流が発生したことに加え、この日は東京23区内が南風と東風がぶつかり合う場所となったため、急な大雨や雷をもたらす積乱雲が次々と発生・発達して集中豪雨になった。
気象庁天気相談所は「風や気温などの条件がそろうと今回のような集中豪雨になることがある。過去には集中豪雨による浸水で地下室で死亡したケースもある。土のうを置くなど、低い場所への浸水に備えることが大切」と呼び掛けている。【飯田和樹】