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【大リーグ】

イチロー、日米4000安打へ残り8 猛打賞でカウントダウン開始

2013年8月11日 紙面から

◇ヤンキース4−3タイガース

 【ニューヨーク穐村賢】さあ、カウントダウンだ! ヤンキースのイチロー外野手(39)は9日(日本時間10日)、地元でのタイガース戦に2番右翼でフル出場し、5打数3安打。9試合ぶり&今季9度目の“猛打賞”で日米通算4000安打まで残り8本に迫った。補強や主力の復帰もあってここ2試合は先発から外れたが、うっぷんを晴らすように守備でも超美技を披露。チームも負ければ勝率5割だったが、劇的なサヨナラ勝ちで連敗を止めた。いよいよ目前に迫った大記録。史上3人目となる4000の大台へ、最強の安打製造機が加速する。

 3戦ぶりの先発に名を連ねたイチローが快音を連発した。1、3、7回とヒットを重ねること3回。日米通算4000安打までの残りを、一気に一桁に減らす猛打賞だ。「どうってことないですけどね。全然(意識しないわけ)じゃないですけど、周りのテンションが僕にはわかりませんから」。大台について聞かれても本人のトーンは変わらず。だが、視界に入ったのは間違いない。日米通算3992安打。偉業へ、いよいよカウントダウンが始まった。

 過去の対戦成績で打率3割1分8厘と相性のいい相手先発ポーセロに対し、1、3回と連続の左前打。ともに外角の変化球をはじき返した。7回には左腕スマイリーに追い込まれてからの変化球を捉えて二遊間に緩いゴロ。俊足を生かして一塁を駆け抜けるイチローらしい一本で本数を重ねた。

 チームは7月にソリアーノを獲得し、主力のグランダーソンも故障から復帰。野手の層が厚くなり、イチローもここ10試合で4度先発から外れた。それでも集中力は切らさず、代打で出番があればきっちり安打。そして久々の上位打線での先発が回ってくると、4安打を放った7月28日以来の固め打ちで“うっぷん”を晴らしてみせた。

 この日は守備でも3回にカブレラの大飛球をスーパーキャッチ。フェンス際の打球に「駄目もと」で走り込み、最後は真横に大きく飛ぶようにしてグラブの土手で捕球した。普段ならケガのリスクを考えて激突前に体の力を抜くイチローも「あれは(脱力は)無理。力が入ってるし、瞬間的に息がしづらい感じだった」と衝突の激しさを表現。負ければ勝率5割に戻るところだっただけに「行くかどうか迷うけど、今のチーム状態がそうさせた」と目を光らせた。

 試合はイチローの気迫に応えるかのようにサヨナラ勝ち。連敗も4で止まった。大台へ残り「8」とし、ベテランの存在感を見せた夜。偉業に突き進む背番号31が、まだまだ名門の推進力となる。

 

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